プリンセス・オブ・キアラ セカンドステージ レコードNo.19 キアラ暦4月7日
第3章 火傷
まだ吐く気にならないか!
はあっ・・はあっ・・はあっ
いえ・・ない・・・の
そうか。ではこの熱さをお前のいとこにも味わわせてやろうな。
や・・やめろ!・・・やめてくれ・・・
お前の番だぞ。
ゴーモン星人はリリに近づいた。
い!いやっ!やめてっ!
お前の大事なところを焼いてやろうな。
おねがいっ!いやああああああっ!
リリは泣き叫んだ。
ジュウウウウッ!
ぎゃあああああああああっ!
肌の焼ける音がした。リリは大声で泣き叫んだ。
はあっ・・はあっ・・はあっ・・
すぐに電熱棒は離されたがリリは激しくあえいでいた。
熱いだろう。そら、プリンセスにお願いしろ。
おねえさま・・・もういや・・
リリちゃん・・・・ごめんね・・・・
ララは涙を流し続けた。
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