エリート女子学院 指導4 職員研修室
第8回戦 総合力(1)




亜美にはしばらくの休憩が与えられた。
だが、意識が回復すると、両手を縛られて足が やっと床に着くぐらい高く天井から吊るされた。
先ほどの電気責めで意識は朦朧としていた。 身体はぐったりしてまったく言うことを聞かない。

さて、ここまで3勝3敗1引き分けの五分だな。 最後のこの対戦で採用が決まるので頑張り給え。




最後の対戦は、またこの鞭だ。

それを見た亜美は恐怖に顔が引きつっていった。

あああ・・・・もう・・お願いです・・
その鞭だけは・・許してください・・・

これを交代で20回づつ打ってもらう。それを各5回行う。 その間、多く失神させたものが勝者だ。




いやあああ・・・・そんなの・・・・
怖い・・・・・・・・いや・・・・
おねがいします・・・・・・

今回の1回の制限時間は1分だ。 時間は十分あるから好きなように打っていいぞ。
では、君からだ。
用意。開始。




びしーっ!ぎゃあっ!
びしーっ!はぐうっ!
びしーっ!あぐううっ!

激しい音がして一本鞭が亜美の胸に炸裂した。
亜美は恐ろしい痛みに絶叫した。
しかし苦しむ間もなく鞭は亜美の身体を襲い続けた。




びしーっ!ふぎゃあっ!
びしーっ!ぎゃあっ!
びしーっ!ぐああっ!

しかし、息もできないくらい激しく鞭が飛んでくる。
腰に、お腹に、お尻に。
亜美は狂ったように泣き叫んだ。




びしーっ!あああああああうううっ!
びしーっ!ぐあああああああっ!
びしーっ!ぎゃあああああああっ!

いつまでも続く一本鞭の嵐に亜美は絶叫し続けた。
叫び声で息が苦しくなる。 しかしそんなことはお構いなしに鞭が飛んでくる。
亜美の身体には鞭の赤い筋が何本も浮かんでいた。




小太りの男は19回連続で鞭を打ち続けると、 手を止めた。

はあ・・・はあ・・・はあ・・・

亜美は全身で喘いでいた。身体中は細かく痙攣し、意識もたえだえだった。
もう、わたし、壊れちゃう・・・・
意識の遠くで亜美は思った。
その時。

びしーっ!ぎゃあっ!あ!
あ・・・・・・・・ん・・・・・




亜美は激痛のあまり、また意識を失った。
亜美が失神するのはこれで何回目なのだろうか。
しかし、副校長は亜美を一瞥して言った。

よし、まず1ポイントだ。よくやった。
さあ、次は君の番だが、一度意識を 回復させないと得点にはならんぞ。
どうする?

背の高い男は鞭を握り絞め、高く構えた。




そうか。では始め。

びしーっ!

一本鞭が失神してぐったりとした 亜美の身体に叩きつけられた。
亜美のやわらかい身体で鞭はすさまじい音を立てた。
しかし、亜美はぐっと、うめいただけだった。




びしーっ!びしーっ!びしーっ!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!

次々と一本鞭が亜美の身体のあちこちに炸裂する。
そして10回目の鞭の時だった。

びしーっ!ぐうっ・・あああ・・・

亜美は痛さのあまり、意識を取り戻した。




背の高い男はにんまりすると、 しばらく亜美をそのままにしておいた。

あああ・・痛い・・・もういや・・・・
やめて・・・・・ください・・・・・
もう・・・ゆるして・・・・・・・・

亜美は身体中の激痛に涙を流して許しを乞う。




びしーっ!ぎゃあああああっ!
びしーっ!ひぎゃあああああっ!
びしーっ!ああああああああっ!

しかし、その返事は一本鞭だった。
またこの恐ろしい鞭が、亜美の身体に襲い掛かる。




びしーっ!ぐぎゃあああああっ!
びしーっ!ひぎゃあああああっ!
びしーっ!あぎゃあああああっ!

やめ!20本だ。

狂ったように鞭を振るう男を副校長が制した。




はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・
はぁ・・痛い・・はぁ・・いや・・・
はぁ・・はぁ・・もう・・だめ・・・

再び襲い掛かる一本鞭の激痛に、 亜美はうわ言のように苦しみつづけた。
苦痛の激しさのあまりに失神し、 また苦痛のあまり意識を取り戻した亜美。
しかし、副校長は続きを宣言した。




では、次は2回戦目。君の番だ。

いや・・・・・です・・・・・・・
もう・・・・・ゆるして・・・・

小太りの男は亜美の言葉を無視して鞭を振り上げた。

では、始め。




びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ふぎゃあああああああああああっ!

一本鞭が激しい音を立てて亜美の身体に襲い掛かった。
息をつく間もなく一本鞭が亜美の身体に激痛を与える。
亜美はあまりの激しい痛みに、絶叫し続けた。




びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぐぎゃあああああああああああっ!

胸、背中、お腹、そしてセーラー服から 覗く白いウエストに、一本鞭が鞭痕を刻み続けた。
気が狂いそうな痛みに亜美はいつまでも叫び続けた。
亜美にはそれ以外の事は到底できなかった。




びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ひぎゃあああああああああああっ!

よし、20回。やめ!

はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・

亜美は大きく肩で息をしていた。 もう、まともな思考力は残っていなかった。
ただ、激しい痛みに苦しみ続けるだけだった。




はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・

では、次、君の番だ。挽回のチャンスだな。

はい。

背の高い男が進み出てきた。

はあ・・はあ・・はあ・・はあ・・
もう・・・・ゆるして・・・・・・・




吊るされた縄に身体を任せてぐったりとする亜美。 亜美はもう気が遠くなりそうだった。
しかし、副校長は例によって亜美の懇願は聞き流した。

では、始め!


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