エリート女子学院 指導4 職員研修室
第7回戦 状況判断力(2)




よし、ここからが本当の対戦だな。
今度失神させたらその場で負けだ。いいな。
この生徒はもう相当なダメージを受けているから、 そのつもりで。
では、君の番だ。
用意。開始。




背の高い男がスイッチを押した。

ううう・・・・・・ぐ・・ぎゃ!
ぎゃあああああっ!

かわいそうな亜美は、失神させていてももらえない。 電流の激痛に数秒で意識を取り戻した。
今回は男はすぐにスイッチを離した。

あああ・・・・ううううう・・・・・




しかし、うめき声をあげて苦しむ亜美に、 男はまたスイッチを押した。

ぐぎゃああああああああああああっ!
ふぎゃああああああっ!あううっ!

男は3秒ほどでスイッチを離した。

あああ・・・・・いたい・・・・・
もう・・・・・いや・・・・・・・・




はぎゃああああああああああああっ!
あああ・・・・ううう・・・・・

男は今度は慎重に亜美の反応を見ながら、 しかしできるだけ長時間、スイッチを押した。

ぐあああああああっ!あうううっ!
ああ・・・ああああ・・・・・・・・

そして、休憩はできるだけ短く。




うぎゃあああっ!ぎゃあああああっ!
ああ・・・・・いや・・・・・・・・
ぐあああああああっ!あぐうううっ!
ぐう・・・ああ・・・・・・・・・・
だああああっ!あぎゃああああああっ!

流れては切れ、切れては流れる電流に、亜美は失神することもできず、ただ苦しんだ。




やめ 36秒。なかなかだな。

あああ・・・・もう・・だめ・・・

では次。君の番だ。

たす・・・・・けて・・・・・・・

用意。開始。




ぎゃああああああああっ!
くううううう・・・・・・・・・・
ふぎゃあああああああっ!
ああああああ・・・・・・・・・・
がああああああああっ!
ああああ・・・・・・・・・・・

亜美の身体に電流が何度も流れ、 そのたびに亜美は仰け反って苦痛に喘いだ。




1分間。
それは亜美にとって何十時間にも思えた。
入れ替わり立ち替わり2人の男がスイッチを押すたびに、 亜美の股間を恐ろしい痛みが襲う。 亜美はいつまでもいつまでも電流の激痛を味わいつづけた。
1分間の地獄が終わると、またすぐ次の1分間の地獄が始まる。
もう、亜美はいつ壊れてもおかしくなかった。
そして最後の1分間がやってきた。




ううう・・・ううう・・・・・

亜美はただうめいているだけだった。
では君の最後の回だ。
いいか。
用意。
開始。




ひぎゃあああああっ!あうううっ!
ああ・・・・・・・・・・・・・
ふぎゃああああああああああっ!
ぐううう・・・・・・・・・・・
だあああああああああっ!
あううう・・・・・・・・

もう何度この電流の痛みに絶叫したことだろう。
しかし、亜美は何度も何度も通電の痛み飛び上がって絶叫する。




うぎゃああああああっ!
あああ・・・・・・・・・・・・
はぎゃああああああああっ!
もう・・・・・・・・・・・・・・
ぎゃあっ!あ・・・・・・・・
あうう・・うんん・・・・・・・・・

しまった!




亜美の身体は限界をはるかに超えて、 あまりの痛みにまた気を失ってしまった。
亜美は失神しても苦痛の表情のままだった。

だめだな。失神させては。
この対戦、君の負けだ。


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