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亜美は、気がつくと両手縛られて天井から吊るされていた。 一本鞭で100本の鞭痕を柔肌に刻み込まれた亜美は 身体中がきしむように痛かった。 意識は朦朧として、言葉が思うように出てこなかった。 あああ・・・・いたい・・・・・・ もう・・・・だめ・・・・・・・・ では、次はまたこの鞭だ。 |
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いや・・・・もう鞭は・・・・・・ 許して・・・・・ください・・・ 制限時間内にどれだけ鞭を打てるか。これが今回の課題だ。 持ち時間1分。これを5回戦行う。 鞭の音が80dbを超えたものをカウントする。 合計回数の多いほうが勝ちだ。 |
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もう・・お願い・・です・・・・ こんどから・・がんばります・・・・ だから・・・・・もうやめて・・ では、君から。 用意。 開始。 |
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びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! 鞭の連打が始まった。 胸に、腰に、背中に、お腹に。 鞭の嵐が亜美の身体を襲う。 ぎゃあああああああああああっ! 亜美はたまらず絶叫した。しかし、鞭は止まらない。 |
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びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! はぎゃあああああああああっ! びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! あぐうっ!だあああっ!がああっ! びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! ぐうああっ!があっ!ひぎゃああっ! |
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やめ! よし、1分だ。 136回か。まあまあだな。 はぁ・・はぁ・・はぁ・・ あぐっ・・・あうう・・はぁ・・・ はぁ・・はぁ・・はぁ・・・・ もう・・・・あうう・・・・・・ 亜美はうめき声だけで言葉にならなかった。 |
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よし。つぎ。 君の番だ。 はぁ・・はぁ・・はぁ・・・ だ・・・・め・・・・あああ・・・ 用意。開始。 びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! 再び、鞭が嵐となって亜美に襲い掛かってきた。 |
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びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! うぎゃああああああああああっ! 亜美の胸に炸裂した鞭は、そのまま背中に戻ってくる。 往復で与えられる鞭の痛みに、また亜美は絶叫して苦しんだ。 びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! はぎゃあああああああああっ! |
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びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! うぎゃあああっ!あぐううううっ! びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! だああっ!ぎゃあああっ!ぐううっ! びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! あううっ!はううっ!ぎゃあああっ! |
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やめ。 よし。151回だ。なかなかいいぞ。 はぁ・・はぁ・・はぁ・・ はぁ・・・もう・・・・・・・・ たす・・・・けて・・・・・ いや・・・・・・・・・ああ・・・ |
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しかし、亜美がどんなに苦しんでも、対戦は進んでいった。 2回戦、3回戦・・・・・・・・・ そして、4回戦が過ぎた。 亜美は、ひたすら鞭で打たれ、絶叫し、泣き、苦しんだ。 どんなに頼んでも許される事はなかった。 激しい勢いで打ちつけられる鞭が亜美の身体を痛めつけ続けた。 |
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そして、5回戦目になった。 亜美はもう身体中が痙攣し、意識もほとんどなかった。 かろうじて立っていたが、時折バランスをくずして天井から 吊るされた縄に手首を締め上げられた。 亜美は、肩で息をしていた。 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・ |
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では、最終回だ。思い切りやってくれ。 もう・・・・・・いや・・・・・・ だめ・・・・・・・・ 用意、開始。 びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! あうっ!うあっ!あぐううっ!だあっ! 朦朧としていても、亜美は鞭に激しく苦しんだ。 |
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びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! はあああああああっ!くううううっ! そしてまた1分間、息もつかせない激しい鞭打ちが続いた。 びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! あうっ!あうっ!ああああああうっ! |
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やめ! ああ・・・・・ううう・・・・・・ 亜美は苦しみの表情でうめき続けた。 脚はぶるぶると痙攣している。 もう・・・・・・あああ・・・・ 亜美は頭の中は真っ白だった。 127回。ペースが落ちてきたぞ。 |
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さあ、では次、君の番だ。 これが最後だからな。 ああ・・・・・・・・・・・・・・ では、用意。 開始。 びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! やあうっ!ぐううっ!ふぎゃああっ! |
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びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! ああうっ!うぐううっ!ぎゃああっ! びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! ひぎゃあああっ!ううううっ! びしっ!びしっ!びしっ!びしっ! がああああうっ!あうっ!あああっ! |
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もう亜美は苦しみ続けるだけだった。 10回目の地獄のような1分が過ぎた。 やめ。 ああああ・・・・ああああ・・・・・ もう・・・・だ・・め・・・・・ 亜美はいつまでも身体に残る痛みに悶え苦しみ続けた。 |
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140回。最高点だな。 あああ・・・・うううう・・・・・ にんまりする講師候補。 しかし、亜美は意識も失いかけながら、いつまでも苦しんでいた。 |
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