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ぴしーっ! うううう・・・・・・・・・・・ すさまじい激痛に、また亜美は意識を取り戻した。 起きたな。では、次のテーマはこの一本鞭だ。 え?い、いやああああああっ! 一本鞭と聞いて亜美は叫んだ。 |
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あああ・・お願いします・・・・・ その鞭は・・・許してください・・ これでこの生徒を10回づつ交代で打ってもらう。これを交代で計50回行う。 その中で一番大きい悲鳴を上げさせたものが勝ちだ。音はやはりこの装置で測定する。 制限時間30秒を使って効果的に鞭を打つこと。 ただ打てばいいってもんじゃないぞ。 では、君から。 用意。開始。 |
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ぴしーっ! ぎゃあああああああっ!痛いっ! あう・・・・・・ぐうう・・・・ そうだ。その調子だ。 涙が亜美の瞳から噴き出した。一本鞭の激痛が亜美の全身を襲った。 |
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ぴしーっ!ぎゃあああっ! ぴしーっ!ひぎゃあああっ! ぴしーっ!ぐああああっ! 今度は8発立て続けに鞭が亜美の身体に飛んできた。 胸、腰、脇腹。 ありとあらゆるところに一本鞭を浴びて亜美は激痛のあまり半狂乱になって叫んだ。 |
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はぁ・・はぁ・・はぁ・・ もう・・・・・いや・・・・・・・ いたい・・・・・・・あああ・・・ 亜美はうめくようにいつまでも苦しんでいた。 背の高い男はしばらく亜美が苦しむ様を眺めていた。 |
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ひゅっ!びしーっ! ひぎゃああああああああああああっ! しばらく放置された後の一本鞭は亜美に激しい苦痛を与えた。 亜美はのけぞり返って絶叫した。 あうっ・・あうっ・・あうっ・・ いたい・・・・いたい・・・・・・ |
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120db。なかなかいいぞ。いい間の取り方だった。 あああ・・・もう・・・・・・・・ もう・・・許して・・・・・・ ください・・・・・・・・ では、次。君の番だ。 用意。開始。 |
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びしーっ!びしーっ!びしーっ! ぎゃ!ぎゃああああああああああっ! 小太りの男は鞭を振り回して亜美の身体を連打した。 亜美は気が狂いそうな激痛の連続に絶叫し続けた。 びしーっ!びしーっ!びしーっ! ぎゃああああああああああああっ! あぐっ!ぐうっ!がっ! |
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亜美はすさまじい痛みに苦しみ続けた。 あぐうううう・・・いたい・・・・・ もう・・・・・助けて・・・・・ 110db。もう少しだったな。 では、2回目だ。 用意。始め。 |
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いやああああああっ! びしーっ!ぎゃあああああああっ! びしーっ!ひぎゃあああああああっ! びしーっ!うぐあああああああっ! 背の高い男は、今度は叫ぶ間も与えないくらい立て続けに しかも思い切り、亜美の身体に鞭を打ち込んだ。 |
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びしーっ!ぎゃあああああああっ! びしーっ!うぎゃああああっ! びしーっ!ぎゃああああううううっ! 亜美は狂ったように泣き叫んだ。 男は、この回の最後の1発を打ち込むために大きく体を反らせた。 |
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びしーーーっ! ぎゃああああああああああああっ! あうっ!あうっ!あうっ! あうううううううううううううっ! 痛い!いた・・・・・・・い・・・・・ 亜美は朦朧としながら、痛みに苦しみもだえていた。 |
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亜美は、もう1回たりともこんな苦痛には耐えられないと思った。 しかし、非情にも10回づつ、亜美の柔らかい身体に 一本鞭が打ち込まれていった。 一撃ごとに叫び声をあげてのた打ち回る亜美。しかし、 後から後から亜美の身体を恐ろしい一本鞭が襲いつづけた。 そして対戦は最終回の2人目、小太りの男の番だった。 |
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さあ、最後だからがんばるんだぞ。 ああ・・・・・・ううううう・・・・・・ 亜美はもう息も絶え絶えだった。 たす・・・・・けて・・・・・・・・ では、用意。 始め。 |
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びしーっ!あぎゃあああああああっ! びしーっ!うぎゃあああああああっ! びしーっ!ひぎゃああああううううっ! 鞭が音を立てて亜美の身体に襲い掛かってきた。 小太りの男は、やわらかく膨らんだ亜美の胸の 同じ場所を規則正しく打った。 |
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びしーっ!ふぎゃあああああああっ! びしーっ!ぎゃうううああああっ! びしーっ!あぎゃあああああああっ! そして9回打った後、しばらく間を取った。 そして、小太りの男はさっきと同じ場所に正確に鞭を しかし思い切り打ち込んだ。 |
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びしーーーっ! ぎゃああああああああああああっ! いやああああああああああああっ! あ・・・・あう・・あう・・・・ あ・・・・・・・・・・・・・ その一撃で、亜美はすさまじい絶叫を残して失神してしまった。 |
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しかし、副校長はそんな亜美に目もくれずに言った。 おお、130db。なかなかやるな。 最終回で逆転だ。 この対戦は君の勝ちだな。 |
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