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最終試験は本校の講師として必須である仕置き能力を試させてもらう。 この生徒は悪い生徒だ。この生徒にどれだけ苦痛を与えることができるか、 十分に力を発揮するように。 それを聞いた亜美は青くなって叫んだ。 いやあああ。そんなのいやです。 |
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これは1対1の対戦だ。いいな。 これから全部で8種類の対戦を行ってもらう。各対戦で2人の勝敗を決め、 最後に勝ち数の多い方が採用となる。わかったな。 では、最初の試合のテーマはこれだ。 びしっ!あう。 いきなり鞭を身体に受けて亜美は悲鳴を上げた。 |
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まずは正確に鞭を打つ能力だ。制限時間30秒の間に20回
セーラー服の上をしっかりと打つこと。 このように。 びしっ!あうっ! びしっ!ううっ! びしっ!ああっ! 亜美は20回連続で鞭を浴びた。もう目には涙が溢れてきた。 はぁ、はぁ、はぁ。痛い。 先生、痛いです。 |
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副校長は無視して続けた。 20回すべてセーラー服の上を打つこと。毎回生徒の声が 一定音量以上あがること。これがクリアの条件だ。 音量はこの装置で測定する。 これを5回ずつ交代で行なう。 クリアした回数の多いほうがこの試合の勝者だ。 いいな。では君から。 副校長は背の高い男に鞭を手渡した。 男は鞭を高く振り上げて構えた。 |
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用意、開始。 いやあああ。 びしっ! 鞭が亜美のお腹に叩きつけられた。 ぐうっ!痛い! 亜美は顔をしかめて痛さにあえいだ。 あまりに苦しむ亜美に男の鞭の手が止まった。 そら、続けないと時間がなくなるぞ。 |
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びしっ!あうっ! びしっ!うあっ! びしっ!あああっ! 男は亜美に鞭を叩きつけた。 今度は鞭は胸に炸裂した。 亜美は身をよじって苦しんだ。 |
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びしっ!あっ! びしっ!うっ! びしっ!ぐうっ! 20回の鞭が終わっても亜美はしばらく苦しんでいた。 ああ・・・痛い・・・痛い・・・・ だめだな。1発スカートに当たったな。失敗。 では次。君の番だ。 |
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用意、開始。
もう1人の小柄な小太りの男の方は、慣れているのか鞭さばきは上手だった。 びしっ!あうっ! びしっ!ううっ! びしっ!ぐあっ! 胸、お腹、脇腹。 鞭で打たれるたびに亜美は苦しみの表情で叫び声を上げた。 |
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びしっ!あぐっ! びしっ!うあっ! びしっ!あああっ! 20です。 あううう・・痛い・・・・ 痛い・・・・ よし。合格だ。 君はなかなか鞭打ちが上手だな。 では2回目。さあ君の番だ。 |
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いやぁ・・・もう・・・痛いです。 では用意。開始。 びしっ!あっ! びしっ!ああっ! びしっ!くうっ! 再び鞭の嵐が亜美の身体を襲った。 |
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びしっ!あぐっ! びしっ!あっ! びしっ!あうっ! できました。 よし。今度は合格だ。 あああ・・・痛い・・・・ もういや・・・・ |
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では、次は君の番だ。 先生。もう許してください。 用意。開始。 びしっ!はあっ! びしっ!はあうっ! びしっ!あぐうっ! 亜美は全く無視されて、再び鞭をお腹に浴びた。 |
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びしっ!ああっ! びしっ!だあっ! びしっ!あううっ! また連続20回の鞭を浴びて、亜美は泣いて苦しんだ。 あああ・・もう・・・ 許してください・・・・・ 痛い・・・・・・・・ ああ。だめだな。不合格。1回ちゃんと当たらなかった。 |
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では次。君だ。 用意。開始。 びしっ!あっ! びしっ!ぐあっ! びしっ!ううう! いや・・もう・・・いや・・・・・ |
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びしっ!あううっ! びしっ!ぐああっ! びしっ!あううう! 亜美は何度も何度も鞭で打たれた。 反応が鈍くなるとより強く打たれた。 亜美はいつまでも鞭の痛みに絶叫し続けた。 いつまでも終わらない、鞭の連打だった。 |
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びしっ!あうっ! びしっ!ああっ! びしっ!うぐっ! 対戦はすでに5回目になっていた。 もう既に200回近くの鞭に打たれて、亜美は叫び声も弱々しかった。 しかし亜美への鞭打ちは続いた。 |
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びしっ!うあっ! びしっ!ぐううっ! びしっ!あぐうっ! よし。終了。 今回も2人ともクリアだ。 そうすると、第1回戦は4対3で君の勝ちだな。 おめでとう。 |
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あああ・・・・・うううう・・・・・・ もう・・・・・・いや・・・・・・・・ 喜ぶ男の横で、亜美はいつまでも苦しみ悶え続けた。 |
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