エリート女子学院 指導2 C組教室
第6章 忍耐


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もういやああああ!
私たちを許してえええええ!

美香がいつまでも叫び悶え苦しむ声を聞いて、玲奈が叫んだ。

いつでもやめてやるって言ってるだろう!
じゃ、罰は渡辺に決定か?

教師も叫ぶ。

だめ・・・・・だめ!それはだめ!


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ぴしーっ!ぎゃああっ!
ぴしーっ!うぎゃあっ!
ぴしーっ!ふぎゃあああっ!

すかさず教師は玲奈を一本鞭でめった打ちにし始めた。
はじけ飛ぶように玲奈は身体を硬直させて痛さ絶叫する。
みみず腫れが重なって、玲奈の肌はあちこちで裂けていた。


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ぴしーっ!ぐぎゃああっ!
ぴしーっ!あぎゃあっ!
ぴしーっ!ぎゃああっ

・・・・・痛い!痛い!もういや!

玲奈はもちろんこんな苦痛から早く逃れたかった。 しかし、親友の美香に特別反省を押し付けることなど思いもよらなかった。
玲奈はひたすら痛みに耐えつづけた。


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ぴしーっ!ぎゃうっ!
ぴしーっ!うぎゃあっ!
ぴしーっ!ぎゃああああっ!

玲奈はもう意識も朦朧としていた。 ただ、身体が痛みに反応するだけだった。

どうだ!痛いだろう。やつに罰をと言え!

しかし、玲奈は首を振った。


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ぴしーっ!ぎゃあっ!
ぴしーっ!ふぎゃああっ!
ぴしーっ!ぎゃああっ!

いつまでも終わらない一本鞭打ちにただ泣き叫ぶ玲奈。
連続の鞭の痛みで身体中が激しく痙攣していた。

もういや・・・・・ゆるして・・・・・・・・
美香に・・・・・・罰を・・・・・・・・・・

危うくそうつぶやきそうな自分にはっとするが、 その瞬間鞭が飛んできて玲奈の思考など飛んでしまう。


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ぴしーっ!ぎゃあああっ!
ぴしーっ!ふぎゃああっ!
ぴしーっ!ぎゃああっ!
もう・・・・ゆるしてぇぇぇぇ!

玲奈は半狂乱になって許しを乞う。

言え!罰を渡辺にと言えばそれでいい。

あああ・・・・ごめん・・・美香・・・・・・
わたし・・・・・もうだめかも・・・・・・・・


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ぴしーっ!ぐぎゃっ!
ぴしーっ!ぎゃうううっ!
ぴしーっ!はぐうううっ!

あまりに壮絶な鞭打ちだった。
玲奈の意識はもうほとんどなく、ただ痛みに反応しているだけだった。 それなのに玲奈は狂ったように泣き叫んだ。
美香が叫んだ。

もうやめてぇぇぇぇぇぇぇ!玲奈を許して!


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100を超える一本鞭が玲奈の身体に打ち込まれた。 もう玲奈の身体は限界をはるかに超えていた。

ぴしーっ!ぎゃあああああああああ!
ぴしーっ!ぎゃああああああああああああ!
ぴしーっ!う・・ん・・・・・・・・・

しかし玲奈は決して罰を美香にと口にすることはなかった。
そしてついに玲奈は激痛の連続に意識を失った。


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玲奈!

美香が叫ぶ。

お前も言えないのか?罰を木村に、だ。

教師は失神している玲奈をそのままにして、美香に近寄ってきた。

そんなこと・・・・言えるわけがありません。

度重なる一本鞭打ちに美香もぐったりとしていたが、 しっかりとした声で答えた。

では言わせてやる。


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ぴしーっ!ぎゃあっ!
ぴしーっ!ひぎゃああっ!
ぴしーっ!はああああっ!

美香も身体中に真っ赤な鞭の痕が何本も刻まれ、 もう限界などとうに超えていた。
ただただ鞭の痛みに泣き、叫び声を上げた。
とめどなく一本鞭が美香の身体を責め苛む。


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ぴしーっ!ぎゃあああっ!
ぴしーっ!うぎゃああっ!
ぴしーっ!あぎゃああっ!

10・・・・・20・・・・・30・・・・・・・
一本鞭の連打につぐ連打だった。

いやあああああっ!もういや!痛い!

美香はぐったりしても、身体に一本鞭が打ち込まれると やはり痛さの余り叫び声を上げて身悶える。


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教師は鞭の手を止めた。

どうだ。もう許して欲しいだろう。
もういい加減に友情など捨てろ。
言え。罰を木村に。さぁ言うんだ。

朦朧とした意識の中で、美香は玲奈にと言いそうになった。 しかし、美香はやはり首を振った。

言いま・・・せん・・・・・・・


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ぴしーっ!ひぎゃあっ!
ぴしーっ!ぎゃああっ!
ぴしーっ!ぎゃああああっ!

すぐに鞭打ちが再開される。
美香は耐えつづけた。
あまりの痛さに弱気になる自分を励ましながら、耐えた。
一本鞭の痛さに泣き叫びながら、耐えた。


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しかし、美香の身体はこれ以上の苦痛は受け付けなかった。

言え!

ぴしーっ!ぎゃ!
ぴしーっ!ぎゃああああああ・・・・・・・・・・・
ぴしーっ!いわ・・・・な・・・い・・・・・

そうつぶやいて、美香も意識を失った。


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