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教師は、まず玲奈をめった打ちにし始めた。 ばしっ!あっ! ばしっ!ああっ! ばしっ!ぎゃっ! ばしっ!ああ! ばしっ!ああうっ! 玲奈は苦痛の表情を浮かべて、大きな叫び声を上げた。 声を出そうと思わなくても、身体に与えられる苦痛に、 思わず叫ばずにはいられない。 |
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ばしっ!ぐぁっ! ばしっ!ああっ! ばしっ!いやっ! ばしっ!ぎゃ! ばしっ!あああっ! 激しい痛みが次から次と玲奈の身体を襲う。 玲奈は休む間もなく叫びつづけた。 教師は竹刀で思い切り玲奈の細い身体を責めた。 痛みがどんどん重なって、もう玲奈の頭は真っ白だった。 ただ激痛に反応して叫び声を上げる。 |
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玲奈! いつまでも終わらない玲奈へ責めに、思わず美香が叫んだ。 だいじょうぶ?! 玲奈の身体に打ち込まれる竹刀の激しい音と激痛に喘ぐ玲奈の叫び。 美香はどうしていいかわからず、思わず涙が溢れてくる。 玲奈・・・・・・ |
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ばしっ!ぎゃっ! ばしっ!ぐあっ! ばしっ!はうっ! ばしっ!ぐううっ! ばしっ!あうっ! よし、これで50だ。 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ 50もの竹刀打ちを連続で受けて、 玲奈は肩で息をしながらいつまでも苦しみに喘いでいた。 |
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教師は美香に近づいてきた。 お前は、何を人の心配なんかしているんだ。 心配しなくても今度はお前の番だ。 ばしっ!あうっ! ばしっ!はう! ばしっ!ああうっ! ばしっ!ぎゃうっ! ばしっ!ぎゃああ! 美香は竹刀の一撃ごとに身を思い切り反らして苦痛の叫び声を上げた。 しかし、次から次から竹刀が美香の身体に飛んでくる。 |
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ばしっ!ふぎゃ! ばしっ!ぎゃあう! ばしっ!うあっ! ばしっ!はあっ! ばしっ!はぐう! 美香は激痛のあまり、拘束から逃げようともがくが、 手はしっかりとチェーンに固定されていてこの痛みの連続から逃れることなどできない。 焼きゴテを当てられたような痛みが後から後から重なっていって、 美香はいつまでも絶叫した。 |
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ばしっ!ぐああっ! ばしっ!はぐう! ばしっ!あうっ! ばしっ!きゃうう! ばしっ!ひぎゃあ! 美香はいつまでも続く痛みに暴れ苦しむ。 しかし、教師は容赦なく竹刀で美香のお尻や背中を打ちつづけた。 肌を切り裂く竹刀の音と美香の絶叫が教室に響き渡る。 |
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美香・・・・・美香・・・・・・・ 連続の竹刀打ちにぐったりとしている玲奈が、美香の名前を力なく呼んでいた。 しかし、竹刀は激しい音を立てて美香を痛めつけ続ける。 ばしっ!ぎゃ! ばしっ!ぎゃあ! ばしっ!ぎゃああああああああっ・・・・・あ・・・・・ |
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そして50回の竹刀打ちが美香の身体を責め終わったちょうどその時、
美香は激痛に耐え切れず、ついに失神してしまった。
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美香?美香?・・・・美香? 大丈夫? お前の友達は休憩のようだ。 ああ・・・美香・・・・・・・・・・ 先生、もう許してください・・・・・ 私たち、親友なんです。競争なんて・・・・・・ できない・・・・・ |
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ばしっ!あっ! ばしっ!あう! ばしっ!あうっ! ばしっ!ああっ! ばしっ!いやあっ! 教師はいきなり玲奈を竹刀で10回ほどめった打ちにした。 何の前ぶれもなく竹刀で打たれた玲奈は飛び上がって叫んだ。 あう。あう。あう。 ・・・・いたい・・・・・ 先生・・・・・もう・・・・やめて・・・・・・・・ |
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ばかもの! 親友だと?受験は戦争だ。自分以外はすべて敵だ。 相手を蹴落とさなければ、自分がやられる。 ばしっ!ぎゃっ! ばしっ!あうっ! ばしっ!はあうっ! ばしっ!うあっ! ばしっ!ぐあっ! いいか。ここは仲良しクラブじゃないんだぞ。 相手を蹴落とすんだ。 |
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あああ・・・・ううう・・・・・いたい・・・・・・ でも・・・美香を痛い目に合わせて・・・・・・ 自分だけ助かるなんて・・・・ できない・・・・・ まだそんなことを言ってるのか。 よし、ではその身体に覚えこませてやる。 |
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ばしっ!ぎゃ! ばしっ!ぎゃうう! ばしっ!はああっ! ばしっ!ぐっ! ばしっ!ぎゃああ! 再び教師は渾身の力を込めて玲奈の身体を竹刀で打ち始めた。 玲奈は激痛に身をくねらせて苦しみ悶えた。 ばしっ!あぐっ! ばしっ!ぎゃああっ! ばしっ!ぎゃあああ! |
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しかし、玲奈の身体も、もうこんな激しい痛みには
持ちこたえられなかった。 ばしっ!あ! ばしっ!あああ! ばしっ!あん!・・・・・・・ん・・・・・・・・・・ 連続で30も竹刀で打たれた玲奈は、身体をそり返しながら意識を失った。 |
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