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気が付くとミクは天井から両手を縛られて吊るされていた。
両足は縛られて爪先立ちでかすかに床に着いていた。
もうミクはぐったりとして、自分の力で立っているのもやっとだった。 くううううう・・・・・ 身体中が・・・・・・痛い・・・・・・ でも、耐えなきゃ・・・・・・・ あと4時間ぐらい?・・・・・・ |
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おい、おんな。 きさま、おれたちの大事なメールを削除したな? 何の・・・・・・こと? やっとばれたか。 言え。届いていたメールを見ただろう。 なんて書いてあった? |
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何のことか・・・・・わかりません・・・・・・ くそう。その芝居、なんとかしろ。 まあいい。吐かせてやる。 覚悟しろ。 びしーっ! あうっくうううううう! |
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容赦しないぞ。 吐くまでこの鞭で打ちつづけてやるからな。 びしーっ!ぎゃあああああっ! びしーっ!うぎゃあああああっ! びしーっ!ぎゃあああああううっ! あああ・・・・・痛い・・・・・・ 私に耐えられるかしら・・・・・・ |
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そら!吐かないと苦しいぞ! びしーっ!あぎゃあああああっ! びしーっ!ぐぎゃあああああっ! びしーっ!うぎゃあああああっ! 痛い!・・・・・いたい!・・・・・・・ ああ・・・・でも耐えるのよ・・・・・・・・ |
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言え!言わないか! びしーっ!ぎゃあああああうっ! びしーっ!ふぎゃあああああっ! びしーっ!ぎゃああああああああっ! はあああああ・・・・・・・・・・・・ もう・・・・・・だめ・・・・・・・・・・・ |
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痛いだろう!早く言うんだ! びしーっ!あぎゃああああっ! びしーっ!うぎゃあああああっ! びしーっ!ひぎゃああああああっ! 言うもんか・・・・・・・・・ ぜったい・・・・・・・・・ |
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吐け! びしーっ!ぎゃあああああっ! たえるの・・・・・・・ びしーっ!うぎゃあああああっ! ミク・・・・・・・ びしーっ!ぎゃあああああううっ! たえるのよ・・・・・・・・・ |
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びしーっ!ぎゃあああああっ! びしーっ!ぎゃううううっ! びしーっ!やゃああああああっ! ミクへの連続の一本鞭打ちは、もう軽く100を超えていた。 しかし、鞭は激しさを増していつまでもミクに襲いかかる。 恐ろしい痛みに泣き叫ぶミク。 全身が痙攣し、鞭に打たれるたびに狂ったように身体が弾ける。 |
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吐け!吐くんだ! びしーっ!ぎゃあああああっ! たえるの・・・・・・・ びしーっ!ぎゃあああああああっ! たえる・・・・・・・ びしーっ!ぎゃああああああああううっ! の・・・・・・・ |
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吐かないか! びしーっ!ぎゃあああああああああああっ! あああ・・・・・・・・だめ・・・・・・・・・・ あああああああっ・・・・うっ・・・・・・・・ ううう・・・・・・・・・・・・・・・・・ ミクは全身を激しく痙攣させて、気を失った。 |
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やはり、普通のねずみじゃないな・・・ 取引場所の連絡は1回きりだ。早く吐かせないと。 おい、起きろ! びしーっ! 一時も休む間もなく、失神しているミクの身体に鞭が炸裂した。 しかし、ミクは身体を揺すっただけで、失神したままだった。 |
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びしーっ! びしーっ! びしーっ!あ びしーっ!ああ びしーっ!ああああああああああっ ようし。起きたな。 じゃ、続けようか。 |
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いや・・・・・・もう・・いや・・・・・・・・ しゃべる気になったか? 楽になるぞ。 あああ・・・・わたし・・・・・・・ もう・・・・・・・いや・・・・・・・・・・・・ でも、今私がしゃべったら・・・・・・・ 今までの捜査がすべて無駄になる・・・・・・・ |
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密売組織を叩けないだけじゃなく・・・・・・・ 仲間も危険に晒してしまう・・・・・・・・・ だめ・・・・・・・・・・・・ そんなこと・・・・・できない・・・・・・・・・ ミクは男をキッと睨んで言った。 ふん! こんな鞭なんかで・・・・・言うわけないでしょ! |
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おや、ついに正体を現したな。 ただ、今の発言はきっと後悔するぞ。 よし、こんな鞭で悪かったが、くれてやる。 泣きを入れるなら今のうちだ。 どんなに責められたって・・・・・・・・ 絶対に言わない。 |
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びしーっ!ひぎゃああああああっ! びしーっ!ぎゃあああうっ! びしーっ!ああああああああっ! 鞭打ちが再開された。 もうミクの身体は遥かに限界を超えていた。 しかし、ミクはじっと痛みに耐えた。 |
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吐け! びしーっ!ぎゃああああああっ! びしーっ!うぎゃああああああっ! びしーっ!ふぎゃああああああっ! 痛い・・・・痛い・・・ もう・・・・・いや・・・・・・・ でも・・・・・・耐えるのよ・・・・・ ミク・・・・・・・・・ |
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吐くんだ! びしーっ!がああああああっ! びしーっ!うぐああああああっ! びしーっ!ふぎゃああああああっ! いつまでも、いつまでも、鞭は続いた。 しかし、ミクは自分の気力を奮い立たせるように言った。 言わないわ! |
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吐かないか! びしーっ!うぎゃああああああっ! びしーっ!ぎゃああああああああっ! びしーっ!はぎゃあああああああああっ! 鞭は延々とミクの身体を責めつづけた。 ああああ・・・・・・もう・・・・だめ・・・・ |
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びしーっ!ぎゃああああああっ! たす・・・・・けて・・・・・ あああ・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・ 200を超える鞭を身体に受けて、ミクは再び失神した。 |
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なんてしぶといんだ。 しかし、吐かせなくては。 取引がおじゃんになっちまう・・・・ ・・・・・・・・・・ 早く吐かせなくては・・・・・・・・ |
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