第1章 帰還の理由
くう・・・ああああ・・・・
ララは全身を縄のようなもので縛られていた。股間に縄が食い込んでいた。
どうだ、痛いだろう。これはゴーモン縄と言って、1時間で70％の長さに縮む。
じわじわと全身の痛みが増してくる。
うううう・・
それは悠長なことだな・・・
あああ・・
あああっ・・・・
しかし、お前が消えたら私は城に戻るだろう・・・
いい質問だ。今回はおれは消えない。だからお前は戻れない。
な、なんだと！ううう・・・
男はララの脚を開かせながら言った。
消滅する前に母艦に戻る。だから、お前に対するテレボーテ―ションの効果は消えないのだ。
そ、そんな・・・あああああっ
ララは気が遠くなりそうだった。だとしたら、ララへの拷問は永遠に続く・・
ショックで痛みが激しくなったか？
そうだ、お前はもう拷問から逃れられない。
だから素直にグリーンクリスタルのありかを吐け。
ララはうつむいたまま、股間の痛みにただ苦しんでいた。
さあ、言え！グリーンクリスタルはどこにある？
ああああ！痛い！ぐうううっ！
だいぶ締まってきたようだな。せいぜい苦しめ。
そう言い残してゴーモン星人は去っていった。
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