プリンセス・オブ・キアラ レコードNo.5 キアラ暦4月7日
第4章 絶叫と涙
びしーっ!
おい、起きろ
うううう・・・・・・
今度は前だ!
そういって次に現れたゴーモン星人はララを前に向かせた。
この鞭は痛いだろう!
あああ・・・・・・・
もう・・・・やめろ・・・
おお、これはかなり効いているようだな。
では、思いきり行くぞ!
や・・・やめろ・・・・・・・
びしーっ!
ぎゃああああああああああっ!
あう!あう!あう!あああああっ!
うーん。いい反応だ。
もう吐いたらどうだ。
わたしは・・・なにもしらない・・・
そうか、じゃ続けていくぞ!それ!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぎゃああああああああああっ!
うああああああああっ!いたいっ!
いたいいいいいっ!
ララはその細い身体にこの恐ろしい鞭を受け続けた。
絶叫を上げ、涙を流すこと以外、ララには許されなかった。
ララは歯を食いしばって必死で苦痛に耐えていた。
どんどん行くぞ!
やめて欲しければ吐け!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
うぎゃああああああああああっ!
10分ほど経って、やっとララは鞭打ちから一旦開放された。
はあ、はあ、はあ、はあ・・・
ララはもうまともに立っていることはできなかった。
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