プリンセス・オブ・キアラ レコードNo.5 キアラ暦4月7日
第5章 苦痛の限界
どうだ!もういい加減に吐いたらどうだ!
ああ・・・ああ・・・・ああ・・・
しかし、ララはただ身体を震わせてうめき声を上げるだけだった
まだ吐かないのか!
あああ・・・しらない・・・・・
そうか、まだ続けたいようだな。
もう・・・・やめて・・・くれ・・・
じゃ、吐くか?
しかし、ララはうつむいたままだった。
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ああああああああっ!
あう!あう!いたい!
再びララの身体にゴーモン鞭が飛んできた。
吐け!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
もういやあああああっ!
鞭は止まることはなかった。
ララは叫び続けた。
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぎゃあああああああっ!
あがっ!あがあああっ!
ララはもうはるかに苦痛の限界を超えていた。
でも、ララは必死で耐えていた。
しかし、それも3分ほどだった。
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
うぎゃあっ!あ!あん・・・・・
ララはもうこれ以上の苦痛など受け止めることはできずに、失神した。
この鞭でも自白しないとは・・・
あと3分しかないな・・なら、めった打ちにしてやる!
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