プリンセス・オブ・キアラ レコードNo.5 キアラ暦4月7日
第2章 ゴーモン鞭
びしーっ!
ぎゃああああああっ!いたいっ!
どうだ、痛いだろう?
ああああ・・・・・
ララはこれまで味わったこともない激痛に悶え苦しんだ。
ふん。言葉も出ないか。
な・・・なんの・・・・
これしきの痛み・・・何てことはない。
びしーっ!
うぎゃああああああっ!あうっ!あううううっ!
うん?随分痛そうじゃないか?
痛くなど・・・ない・・・・・
そうか、じゃ、しばらく連打してやろう。
どうだ?その前に吐くか?
私は何も知らぬ。
では、覚悟しろ。
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぎゃああああああっ!あう!あう!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぐああああああっ!いたいっ!
吐け!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
いやああああああっ!
ゴーモン星人はララをゴーモン鞭で責め立てた。
ララは、あまりの痛さに泣き叫び続けた。
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ひぎゃあああああああっ!
鞭が止んだのは5分ほど経ってからだった。
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