プリンセス・オブ・キアラ レコードNo.3 キアラ暦3月2日
第4章 絶叫
くうううううっ!・・・・縄を引く前に・・・・・言っておく・・・・
私が失神しても・・・・ああああっ!・・・・・手を出すな・・・・
は、はい。プリンセス。解り・・ました・・・・・・
近衛兵はかろうじてそれだけ言うと、縄に手を掛けた。
行きます。
思い切り・・・引け!
近衛兵が縄を引いた。恐ろしい力で縄がララの股間に食い込んでいった。
ひぎゃあああああああああっ!あうっ!あうううううっ!
ララはすさまじい声を上げた。
いやあああああああっ!あう!痛い!あううっ!
あうっっ!いたいいいいいいっ!ぐうううううっ!
ララは股間の痛みに狂ったように泣き叫んだ。
ぎゃああああああっ!いやああああああああっ!
プリンセス・・・・・・・・
ララは仰け反ったまま叫んでいた。近衛兵はうつむいたまま、肩を震わせていた。
私はああああああっ!あああっ!負けない!ああああっ!
負けるもんか!あああああああっ!あ!・・・・・あうん・・・・
ララは3分ほど絶叫した後、あまりの痛さに意識を失った。
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