尋問21 竹刀5
自白しない美紀に学園長はいらだっていた。
竹刀を貸してください。
学園長は腕をまくると竹刀を手に取った。
ばしっ！う！
ばしっ！ぐっ！
ばしっ！ぐはっ！
もういい加減に自白してください。
して・・ません・・・・
まだそんなことを言ってるのですか！
ばしっ！ぎゃあああっ！
ばしっ！ぐぎゃああっ！
ばしっ！いぎゃあああっ！
学園長が力いっぱい美紀の身体に竹刀を振り下ろした。
自白しなさい！
ばしっ！いぎゃああっ！
ばしっ！があああっ！
ばしっ！ぐあああああっ！
竹刀はすさまじい勢いで美紀を責め立てた。
本当のことを言うのです！
ばしっ！ぎゃあああっ！
ばしっ！ぐああああっ！
ばしっ！ひぎゃあああっ！
美紀は息つく暇もなく絶叫し続けた。
認めなさい！
ばしっ！があああっ！
ばしっ！ふううううっ！
ばしっ！ああああっ！
美紀は暴れそして泣き叫んだ。
カンニングしましたね！
ばしっ！ぎゃあああっ！
ばしっ！してないっ！
ばしっ！だめえええっ！
ああ・・う・・・・・・
地獄のような竹刀連打に美紀はまた意識を失った。
なんという生徒なんでしょう。
ここまで耐え抜くとは。
こっちが疲れました。休憩しましょう。
竹刀の数は500を超えていた。
尋問22へ
プロローグへ戻る
当サイトの内容の無断使用は固くお断りします。