|
ほどなく副校長が職員研修室に戻ってきた。 亜美はまだ意識を失ったままだった。 このスプレーは当学院の特別製で、このようにだらしなくなった生徒を強制的に元気にするものだ。 効果を見せてやろう。 しゅーっ。 副校長が亜美の身体にたっぷりと覚醒スプレーをかけた。 |
|
身体中の鞭痕からスプレーの強刺激性の成分が一気に亜美の身体に入り込んできた。 う!うぎゃ!ぎゃあああああああっ! はああああああああああああああっ! ぐああああああああああああっ! 亜美はたまらず絶叫して意識を取り戻した。 |
|
あぐうううううううっ!あう!あう! いやあああああああああああっ! ああっ!ああああっ!うああああっ! 身体中の激しい痛みに亜美はいつまでも苦しみ続けた。 絶叫が収まってきたのは、3分ほど経ってからだった。 |
|
ああ・・・あああああああ・・・・・ もう・・いや・・・・・・・・・ ゆるして・・・・・・・・・・・・・ もう・・・・・・・やめる・・・・ この学校・・・・・・・やめる・・・ |
|
もう少しだから我慢するんだ。 副校長は続けた。 では、これからは時間無制限の1本勝負だ。 次のものは10秒経ってから打つこと。いいな。 だが、先ほどの覚醒スプレーが効いているから 気合を入れていけ。 では、始め。 |
|
もういやああっ! びしーっ!ひぎゃあああああああっ! あう!あううううっ! もう・・・・・いや・・・・ さっきまでぐったりしていたはずの亜美だが、 覚醒スプレーの威力で敏感に痛みに反応した。 |
|
次。 びしーっ!あうっ!ああああああっ! くうううううう・・・痛い・・・・・ もういや・・・・・・やめて・・・ 気が変になりそうなくらいに痛めつけられ、亜美の思考はほとんど働いていなかったが、身体だけは一本鞭の痛みに元気よく反応していた。 |
|
よし、次。 びしーっ!あぎゃあああああああっ! あぐうううう・・・・だめ・・・・ 次。 びしーっ!うぎゃあああっ!ああっ! もう・・・・・・ゆるして・・・・・ 覚醒スプレーの威力はまだ衰えていなかった。 身体にすさまじい痛みが走る。 一本鞭の1撃1撃が激しい苦痛を亜美に与えた。 |
|
次。 びしーっ!ひぎゃあああああああっ! あぐうううう・・・・だめ・・・・・ 次。 びしーっ!ぎゃああああああっ! もう・・・・・ゆるして・・・・・・ 亜美は10秒間隔で次々に一本鞭をその細い身体に受けた。 少し間が空いているせいか、 痛みが身体中に突き刺さるようだった。 |
|
びしーっ!ぎゃああああああああっ! あああ・・・・・だめ・・・・・・ びしーっ!ぐあああああああああっ! もう・・・・・・ああああ・・・・・ びしーっ!ふぎゃあああああああっ! たすけて・・・・・・・・・・・・ 一本鞭で打たれるたびに、亜美は激しく身体を震わせて絶叫した。 |
|
びしーっ!はあああああああああっ! うううう・・・・・もう・・・・・・ びしーっ!ぎゃ!あああああああっ! もう・・・・・・・いや・・・・ びしーっ!ぎゃああああああっ! もう・・・・・・・やめて・・・ いつ失神してもおかしくない苦しみを味わいながら、 覚醒スプレーの効果と鞭の間隔がそれを阻止していた。 |
|
びしーっ!ふぎゃあああああああっ! もう・・・だめ・・・・・・・・ びしーっ!ぎゃあああああああっ! たすけて・・・・・・・・ びしーっ!あぎゃあああああああっ! おねがい・・・・・・・・・ 覚醒スプレーで意識を回復させられてから 打たれた一本鞭の数は50になろうとしていた。 激しい苦痛に失神も許されない。本当の地獄だった。 |
|
びしーっ!ぎゃああああああっ! いや・・・・・・・・・・・ びしーっ!あがああああああああっ! もう・・・・・・・・・・・・ びしーっ!ひぎゃあああああああっ! ゆるして・・・・・・・・・・・ どんなに泣き叫んでも次から次に一本鞭が飛んでくる。激しい苦痛に亜美はさらに泣き叫ぶ。 |
|
びしーっ!はぎゃああああああっ! あう・・あう・・あう・・・・・ びしーっ!あああああああっ! あああ・・・・・・・・・・・・ びしーっ!ふぎゃあああっ! うううう・・・・・・・・・・・・ 覚醒スプレーで意識を回復させられてから 20分が経った。 そろそろ覚醒スプレーの効果が薄れてきたのか、 それを上回る苦痛が亜美を襲っているのか、 次第に叫び声も弱々しくなってきた。 |
|
びしーっ!ぎゃあああっ! あ・・・・・あ・・・・・ びしーっ!ぎゃああああっ! ああ・・・・・・・・・・・・・・ びしーっ!うぎゃあああっ! ああ・・・・・ああ・・・・・・ 亜美はもう壊れる寸前だった。 男たちはもうすぐ意識が遠のきそうな亜美を見て、 鞭の1振り1振りに力がこもっていた。 |
|
びしーっ!ぎゃああっ! あ・・・・・・・・・・ びしーっ!ぎゃあっ! あ・・・・・・・・・・・ びしーっ!うぎゃあっ! だめ・・・・・・・ まだか! 男たちは鞭を振るい続ける。 気絶しろ! 亜美の身体は激しく痙攣が始していた。 |
|
びしーっ!ああっ! いや・・・・・・・・・・ びしーっ!あっ! もう・・・・・・・・・・・ びしーっ!うあっ! だめ・・・・・・・ 亜美に加えられた一本鞭は連続200を超えた。 それでも、亜美の身体は鞭の一撃ごとに反応する。 もう、涙も流れない。 |
|
びしーっ!あっ! あ・・・・・・・・・・ びしーっ!あっ! あ・・・・・・・・・・・ びしーっ!あっ! あ・・・・・・・ 身体を硬直させたまま、鞭の激痛に苦しむ亜美。 その細い身体はもうこれ以上の苦しみを 受け付けることはできなかった。 |
|
それは、スプレーで覚醒させられて30分が経ち、
一本鞭が250回を超えた頃だった。 びしーっ!あっ! う・・・・・ びしーっ!あっ! あ・・・・・・ びしーっ!あぎゃっ!あ!あ・・・ あうん・・・・・・・ 亜美は眠るように意識を失った。 |
|
止め!勝負あった! 君の勝ちだ。 副校長が勝利を宣言すると、 最後の鞭を打った背の高い男は飛び上がって喜んだ。 よし!やったぞ! やった、やった! 小太りの男は鞭を持って立ちすくんでいた。 |
|
びしーっ!びしーっ!びしーっ! うなだれていた小太りの男はいきなり鞭を 亜美に思い切りたたきつけた。 びしーっ!びしーっ!びしーっ! おい、やめろ! 勝負は終わりだ! |
|
亜美にとって、なんて長い1日だったことだろう。 亜美がこの日何回目かの失神して、 ようやくこのすさまじい地獄のような採用試験は終わりを迎えた。 しかし、亜美はこの後、教師を見返してやりたい 一念で猛勉強し、3ヵ月後に見事A組入りを果たした。 亜美は自分の専属講師に背の高い新任講師を指名した。 |
プロローグへ戻る
特別付録へ 当サイトの内容の無断使用は固くお断りします。 |