エリート女子学院 指導4 職員研修室
第8回戦 総合力(3)




ほどなく副校長が職員研修室に戻ってきた。
亜美はまだ意識を失ったままだった。

このスプレーは当学院の特別製で、このようにだらしなくなった生徒を強制的に元気にするものだ。
効果を見せてやろう。

しゅーっ。

副校長が亜美の身体にたっぷりと覚醒スプレーをかけた。




身体中の鞭痕からスプレーの強刺激性の成分が一気に亜美の身体に入り込んできた。

う!うぎゃ!ぎゃあああああああっ!
はああああああああああああああっ!
ぐああああああああああああっ!

亜美はたまらず絶叫して意識を取り戻した。




あぐうううううううっ!あう!あう!
いやあああああああああああっ!
ああっ!ああああっ!うああああっ!

身体中の激しい痛みに亜美はいつまでも苦しみ続けた。
絶叫が収まってきたのは、3分ほど経ってからだった。




ああ・・・あああああああ・・・・・
もう・・いや・・・・・・・・・
ゆるして・・・・・・・・・・・・・

もう・・・・・・・やめる・・・・
この学校・・・・・・・やめる・・・




もう少しだから我慢するんだ。

副校長は続けた。

では、これからは時間無制限の1本勝負だ。
次のものは10秒経ってから打つこと。いいな。

だが、先ほどの覚醒スプレーが効いているから 気合を入れていけ。
では、始め。




もういやああっ!

びしーっ!ひぎゃあああああああっ!
あう!あううううっ!

もう・・・・・いや・・・・

さっきまでぐったりしていたはずの亜美だが、 覚醒スプレーの威力で敏感に痛みに反応した。




次。

びしーっ!あうっ!ああああああっ!

くうううううう・・・痛い・・・・・
もういや・・・・・・やめて・・・

気が変になりそうなくらいに痛めつけられ、亜美の思考はほとんど働いていなかったが、身体だけは一本鞭の痛みに元気よく反応していた。




よし、次。

びしーっ!あぎゃあああああああっ!
あぐうううう・・・・だめ・・・・

次。

びしーっ!うぎゃあああっ!ああっ!
もう・・・・・・ゆるして・・・・・

覚醒スプレーの威力はまだ衰えていなかった。
身体にすさまじい痛みが走る。
一本鞭の1撃1撃が激しい苦痛を亜美に与えた。




次。

びしーっ!ひぎゃあああああああっ!
あぐうううう・・・・だめ・・・・・

次。

びしーっ!ぎゃああああああっ!
もう・・・・・ゆるして・・・・・・

亜美は10秒間隔で次々に一本鞭をその細い身体に受けた。 少し間が空いているせいか、 痛みが身体中に突き刺さるようだった。




びしーっ!ぎゃああああああああっ!
あああ・・・・・だめ・・・・・・

びしーっ!ぐあああああああああっ!
もう・・・・・・ああああ・・・・・

びしーっ!ふぎゃあああああああっ!
たすけて・・・・・・・・・・・・

一本鞭で打たれるたびに、亜美は激しく身体を震わせて絶叫した。




びしーっ!はあああああああああっ!
うううう・・・・・もう・・・・・・

びしーっ!ぎゃ!あああああああっ!
もう・・・・・・・いや・・・・

びしーっ!ぎゃああああああっ!
もう・・・・・・・やめて・・・

いつ失神してもおかしくない苦しみを味わいながら、 覚醒スプレーの効果と鞭の間隔がそれを阻止していた。




びしーっ!ふぎゃあああああああっ!
もう・・・だめ・・・・・・・・

びしーっ!ぎゃあああああああっ!
たすけて・・・・・・・・

びしーっ!あぎゃあああああああっ!
おねがい・・・・・・・・・

覚醒スプレーで意識を回復させられてから 打たれた一本鞭の数は50になろうとしていた。 激しい苦痛に失神も許されない。本当の地獄だった。




びしーっ!ぎゃああああああっ!
いや・・・・・・・・・・・

びしーっ!あがああああああああっ!
もう・・・・・・・・・・・・

びしーっ!ひぎゃあああああああっ!
ゆるして・・・・・・・・・・・

どんなに泣き叫んでも次から次に一本鞭が飛んでくる。激しい苦痛に亜美はさらに泣き叫ぶ。




びしーっ!はぎゃああああああっ!
あう・・あう・・あう・・・・・

びしーっ!あああああああっ!
あああ・・・・・・・・・・・・

びしーっ!ふぎゃあああっ!
うううう・・・・・・・・・・・・

覚醒スプレーで意識を回復させられてから 20分が経った。
そろそろ覚醒スプレーの効果が薄れてきたのか、 それを上回る苦痛が亜美を襲っているのか、 次第に叫び声も弱々しくなってきた。




びしーっ!ぎゃあああっ!
あ・・・・・あ・・・・・

びしーっ!ぎゃああああっ!
ああ・・・・・・・・・・・・・・

びしーっ!うぎゃあああっ!
ああ・・・・・ああ・・・・・・

亜美はもう壊れる寸前だった。
男たちはもうすぐ意識が遠のきそうな亜美を見て、 鞭の1振り1振りに力がこもっていた。




びしーっ!ぎゃああっ!
あ・・・・・・・・・・

びしーっ!ぎゃあっ!
あ・・・・・・・・・・・

びしーっ!うぎゃあっ!
だめ・・・・・・・

まだか!

男たちは鞭を振るい続ける。

気絶しろ!

亜美の身体は激しく痙攣が始していた。




びしーっ!ああっ!
いや・・・・・・・・・・

びしーっ!あっ!
もう・・・・・・・・・・・

びしーっ!うあっ!
だめ・・・・・・・

亜美に加えられた一本鞭は連続200を超えた。
それでも、亜美の身体は鞭の一撃ごとに反応する。
もう、涙も流れない。




びしーっ!あっ!
あ・・・・・・・・・・

びしーっ!あっ!
あ・・・・・・・・・・・

びしーっ!あっ!
あ・・・・・・・

身体を硬直させたまま、鞭の激痛に苦しむ亜美。
その細い身体はもうこれ以上の苦しみを 受け付けることはできなかった。




それは、スプレーで覚醒させられて30分が経ち、 一本鞭が250回を超えた頃だった。

びしーっ!あっ!
う・・・・・

びしーっ!あっ!
あ・・・・・・

びしーっ!あぎゃっ!あ!あ・・・
あうん・・・・・・・

亜美は眠るように意識を失った。




止め!勝負あった!
君の勝ちだ。

副校長が勝利を宣言すると、 最後の鞭を打った背の高い男は飛び上がって喜んだ。

よし!やったぞ!
やった、やった!

小太りの男は鞭を持って立ちすくんでいた。




びしーっ!びしーっ!びしーっ!

うなだれていた小太りの男はいきなり鞭を 亜美に思い切りたたきつけた。

びしーっ!びしーっ!びしーっ!

おい、やめろ!
勝負は終わりだ!




亜美にとって、なんて長い1日だったことだろう。
亜美がこの日何回目かの失神して、 ようやくこのすさまじい地獄のような採用試験は終わりを迎えた。

しかし、亜美はこの後、教師を見返してやりたい 一念で猛勉強し、3ヵ月後に見事A組入りを果たした。
亜美は自分の専属講師に背の高い新任講師を指名した。


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