機密捜査官J File-7 三姉妹を救出せよ
第9章 ≪亜希≫ 吊り鞭連打




真希が自白しないと心に誓っていた頃、亜希の身体へ連続鞭打ちが始まろうとしていた。

今度は後だ!

亜希は後ろ向きにされた。

さあ、行くぞ。吐くまで鞭打ちだ。苦しめ!

びしっ!ぐああっ!
びしっ!いたいっ!
びしっ!あううっ!

鞭が、伸びた亜希の背中に叩きつけられる。




びしっ!はうっ!
びしっ!うあっ!
びしっ!はああっ!

ひゅうひゅう音を立てて、亜希の身体に力一杯鞭が打ち込まれた。

痛い!痛い!

どんなことがあっても耐えようと心に誓った亜希だったが、あまりにすさまじい苦痛だった。




びしっ!うあっ!
びしっ!あんっ!
びしっ!あああっ!

鞭が亜希のお尻で激しい音を立てる。
亜希は鞭の痛みをその細い身体に浴びて泣き叫んだ。
数十回鞭で打たれただけで、亜希はおかしくなってしまいそうだった。




びしっ!あうんっ!
びしっ!やあああっ!
びしっ!もう!だめっ!

もうやめて!亜希は心の中で叫んだ。

痛いのはもういや!

しかし、亜希は歯を食いしばってこの激痛に耐えていた。

絶対に耐え抜いてみせる。




びしっ!はあああっ!
びしっ!くああああっ!
びしっ!やあああっ!

しかし、鞭の恐ろしい痛みは亜希の身体をとことん痛めつけていく。
どんなにがんばろうとしても、くじけそうになる。

私は負けない。

心で思っても、身体が痛みに泣き叫ぶ。




びしっ!うああっ!
びしっ!だあああっ!
びしっ!ひぎゃあっ!

連続鞭打ちは、もう100を超えていた。
亜希は身体も心も張り裂けそうだった。

わたし・・・なぜこんな目にあうの?

亜希は苦しみ悶え続けた。




びしっ!はああっ!
びしっ!いやああっ!
びしっ!うああっ!

鞭は素肌にも容赦なく打ち込まれた。
どんなに耐えても、どんなにがんばっても、鞭が次から次へと飛んでくる。
どんなに泣いても、どんなに叫んでも、決して許してはもらえない。
亜希はもう壊れてしまいそうだった。




びしっ!あうっ!
びしっ!あ!あ!あ・・・あああ・・・・

限界を超えた痛みが、亜希を失神させた。
亜希は細い身体で、こんなにすさまじい拷問の苦しみにも耐えて耐えて、耐え抜いた。

しかし。

拷問はまだまだいつまでも続いていく。
男は亜希の失神した身体に鞭を振るい続けた。




びしっ!・・・・
びしっ!・・・・
びしっ!・・・・

おい!起きろ!

びしっ!あ!・・・・・ああああ

よし、起きたな。じゃ、続けるとするか。

あああ・・・・・もう・・やめて・・・




男は亜希を前に向かせた。

さあ、どうする?
吐くか?続けるか?

あああ・・・・・いや・・・・・・
ほんとうに・・・しらない・・・・・・

亜希は話してしまいそうになるのを必死で耐えていた。
言わないって決めたのに、痛みに心が揺らぐ。




じゃ、吐くまでエンドレスで行ってみるか?

あああ・・・・・やめてください・・・・

泣きながら亜希が頼んでも、男が聞き入れることはない。

ひゅっ!ひゅっ!

鞭を鳴らしながら言った。
じゃ、行くぞ。覚悟はいいか?




亜希は心の中で叫んだ。

言わない!言わない!

しかし、無情な鞭が亜希の身体を目掛けて思い切り飛んできた。

びしっ!
ぎゃああああああああっ!

亜希は鞭の痛みに絶叫した。




びしっ!うがあっ!
びしっ!はあああっ!
びしっ!いだああああっ!

鞭の連打が始まった。
細い亜希の身体に鞭が巻きついて、すさまじい痛みが亜希を襲う。
また、亜希は息つく暇もなく、絶叫の渦に巻き込まれていく。




びしっ!はぐうううっ!
びしっ!きゃああああっ!
びしっ!あうううっ!

もう痛い!痛い!痛い!

いつまでもいつまでも激痛が続く。




びしっ!うあっ!
びしっ!いやああっ!
びしっ!ぎゃああっ!

激しい鞭の連打に、亜希は狂ったように叫び続けた。
しかし、亜希は心の中でも叫び続けていた。

言わない!言わない!言わない!




その時、別の男が部屋に入ってきて、亜希を鞭で打っていた男は手を止めた。
2人はなにやら話していたが、そのうち、亜希の部屋にいた男が声を荒げた。

何だと!よし徹底的に責めるぞ!
おい!お前はそっちから打て。

男がもう1人の男に叫んだ。
もう1人の男が鞭を手に近づいてきた。




びしっ!びしっ!ぎゃあああっ!
びしっ!びしっ!ぎゃああっ!
びしっ!びしっ!がああああっ!

激しい痛みが亜希の身体に刻み付けられた。
獣のような叫び声が拷問部屋に響いた。




びしっ!びしっ!うがああああっ!
びしっ!びしっ!ぎゃああああっ!
びしっ!びしっ!ふぎゃああああっ!

息つく間もなく鞭が左右から飛んでくる。
どうしようもない激しい痛みに亜季は伸び上がって泣き叫んだ。




びしっ!びしっ!ぎゃあああっ!
びしっ!びしっ!だああああっ!
びしっ!びしっ!うぎゃああああっ!

もう、亜希は自分がどうなっているのか分らなかった。
激痛に、ただただ、叫んでいるだけだった。




びしっ!びしっ!ひぎゃあああああっ!
びしっ!びしっ!ぎゃあああっ!もう!
びしっ!びしっ!がああああっ!ああっ!
亜希はもう身体も心も壊れてしまいそうだった。
2人がかりの鞭打ちに、亜希の気力も長くは続かなかった。




びしっ!びしっ!ぎゃあっ!
ぎゃああっ!あ!
あふん・・・・・・・・・

亜希は崩れるように失神していった。


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