機密捜査官J File-6 スカイ・プロ
第2章 乳首




気が付くと、絵里香は両手を高く吊るされていた。
足はつま先が床についているだけで、身動きができない。

お嬢さん、お目覚めかね。

いや、これは何?

君はいけないものを見てしまったようだね。 どうしてあんな所にいたのかね?

すみません。方向がわからなくなってしまって。




ふん。まあいい。今、君の携帯を調べさせている。 それまでお楽しみだ。
まあ、遅かれ早かれ調教されるんだ。

そう言いながら、男は絵里香の乳首を洗濯バサミで挟んだ。

いた!
痛い・・・・・

うーん。いい反応だが・・・それ、演技じゃないの? 引っ張ってみようかな。




2つの洗濯バサミは紐で結ばれていた。 男は勢いよく紐を引いた。

バチン!
あう!痛い!

おお、いい声だね。高く売れるぞ。

売れる?って?何のことですか?




じゃ、もう一回。

男は再び絵里香の乳首を洗濯バサミで挟んだ。

ああっ!痛い・・・・

いいよ、いいよ。苦しいのがそのうち気持ちよくなるから。

なりません。そんなの・・・・




そのうち慣れるさ。

そう言って、男は紐を引っ張った。

バチン!
あう!あう!
いや・・・・・・痛い・・・・・




もう1回行ってみるか?

ああ、もういやです。
お願いします。
もう許して・・・・・・

いいなあ、その悲しそうな顔。 もっと行ってみようかな。




ああ・・・・・・

また乳首を洗濯バサミで挟まれた絵里香は切ない声を上げた。

それ!

バチン!
あう!あう!痛い!
あああ・・・・・・・痛い・・・・・
痛いの・・・・・・・・
もう・・・・・許してください・・・・・・




チーフ。わかりました。

そこへ、若い男が入ってきた。

おう。どうだった?

男は、絵里香の乳首を洗濯バサミで挟みながら返事をした。

ああっ・・・いた・・・い・・・・・・・




携帯の内蔵プログラムを解析したら 隠しコマンドが出てきました。

男は洗濯バサミが外れないように そっと紐を引っ張った。

あああ・・・いたい・・・・・・

このコマンドを叩くと・・・出ました。
隠しメールボックスが。

男は紐を一気に引いた。




バチン!
あう!あう!あう!

切なく喘ぎながら絵里香は心の中で舌打ちをした。

しまった・・・・
そんなことがばれるなんて・・・・

宛先はわかりませんが・・・この女、 うちの情報をどこかに送ってます。

そうか。ありがとう。




お嬢さん。あんたは何者だ?
ま、いずれにせよ、こんなもんじゃ蚊がとまったみたいかな? じゃ、本当の悲鳴を出させてやろうな。

絵里香は首をうなだれた。
これからどんな拷問が自分に与えられるのだろうか。
でも、どんな拷問だろうと、耐えなければ。




びしっ!あうっ!

いつの間にか、男は鞭を手にしていた。
急に鞭で打たれて、絵里香は思わず声を上げた。

これは少しは痛いだろう。

びしっ!うっ!




こんなもんではまだまだ、かな?
ま、いいか。
少し声が出るまでこいつで身体をあたためてやろう。

びしっ!あっ!
びしっ!うっ!
びしっ!ううっ!




どうだ?

びしっ!あうっ!
びしっ!ああっ!
びしっ!ああうっ!

鞭が絵里香の身体に連打される。 鞭の痛みに絵里香は少し声を上げるが、 あまり声を上げずに耐えていた。

どんどん行くぞ。




びしっ!はあうっ!
びしっ!あああうっ!
びしっ!あぐっ!

鞭は絵里香の身体中に飛んでくる。 そのたびに焼けるような痛みが絵里香を苦しめる。 鞭は少しづつ着実に絵里香の身体にダメージを与えていた。

どうだ?




びしっ!あああううっ!
びしっ!ぐああああっ!
びしっ!ふううぐっ!

絵里香は痛みにこらえきれずに次第に大きな叫び声を上げた。 しかし、絵里香は鞭の痛みにいつまでも耐えていた。

まだまだか?




びしっ!うあああっ!
びしっ!ふああああっ!
びしっ!あがあああああっ!

男は疲れたのか、手を止めた。

はあ・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・・

いきなり100程の鞭で打たれて絵里香の息は上がっていた。




こんな責めではなんともない、か。
よし、わかった。もっと苦しめてやる。 すぐ吐かせてやるからな。

ううう・・・・・・・・

絵里香はまだ鞭の痛みにうめいていた。


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