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気が付くと、絵里香は両手を高く吊るされていた。 足はつま先が床についているだけで、身動きができない。 お嬢さん、お目覚めかね。 いや、これは何? 君はいけないものを見てしまったようだね。 どうしてあんな所にいたのかね? すみません。方向がわからなくなってしまって。 |
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ふん。まあいい。今、君の携帯を調べさせている。
それまでお楽しみだ。 まあ、遅かれ早かれ調教されるんだ。 そう言いながら、男は絵里香の乳首を洗濯バサミで挟んだ。 いた! 痛い・・・・・ うーん。いい反応だが・・・それ、演技じゃないの? 引っ張ってみようかな。 |
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2つの洗濯バサミは紐で結ばれていた。
男は勢いよく紐を引いた。 バチン! あう!痛い! おお、いい声だね。高く売れるぞ。 売れる?って?何のことですか? |
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じゃ、もう一回。 男は再び絵里香の乳首を洗濯バサミで挟んだ。 ああっ!痛い・・・・ いいよ、いいよ。苦しいのがそのうち気持ちよくなるから。 なりません。そんなの・・・・ |
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そのうち慣れるさ。 そう言って、男は紐を引っ張った。 バチン! あう!あう! いや・・・・・・痛い・・・・・ |
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もう1回行ってみるか? ああ、もういやです。 お願いします。 もう許して・・・・・・ いいなあ、その悲しそうな顔。 もっと行ってみようかな。 |
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ああ・・・・・・ また乳首を洗濯バサミで挟まれた絵里香は切ない声を上げた。 それ! バチン! あう!あう!痛い! あああ・・・・・・・痛い・・・・・ 痛いの・・・・・・・・ もう・・・・・許してください・・・・・・ |
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チーフ。わかりました。 そこへ、若い男が入ってきた。 おう。どうだった? 男は、絵里香の乳首を洗濯バサミで挟みながら返事をした。 ああっ・・・いた・・・い・・・・・・・ |
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携帯の内蔵プログラムを解析したら
隠しコマンドが出てきました。 男は洗濯バサミが外れないように そっと紐を引っ張った。 あああ・・・いたい・・・・・・ このコマンドを叩くと・・・出ました。 隠しメールボックスが。 男は紐を一気に引いた。 |
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バチン! あう!あう!あう! 切なく喘ぎながら絵里香は心の中で舌打ちをした。 しまった・・・・ そんなことがばれるなんて・・・・ 宛先はわかりませんが・・・この女、 うちの情報をどこかに送ってます。 そうか。ありがとう。 |
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お嬢さん。あんたは何者だ? ま、いずれにせよ、こんなもんじゃ蚊がとまったみたいかな? じゃ、本当の悲鳴を出させてやろうな。 絵里香は首をうなだれた。 これからどんな拷問が自分に与えられるのだろうか。 でも、どんな拷問だろうと、耐えなければ。 |
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びしっ!あうっ! いつの間にか、男は鞭を手にしていた。 急に鞭で打たれて、絵里香は思わず声を上げた。 これは少しは痛いだろう。 びしっ!うっ! |
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こんなもんではまだまだ、かな? ま、いいか。 少し声が出るまでこいつで身体をあたためてやろう。 びしっ!あっ! びしっ!うっ! びしっ!ううっ! |
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どうだ? びしっ!あうっ! びしっ!ああっ! びしっ!ああうっ! 鞭が絵里香の身体に連打される。 鞭の痛みに絵里香は少し声を上げるが、 あまり声を上げずに耐えていた。 どんどん行くぞ。 |
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びしっ!はあうっ! びしっ!あああうっ! びしっ!あぐっ! 鞭は絵里香の身体中に飛んでくる。 そのたびに焼けるような痛みが絵里香を苦しめる。 鞭は少しづつ着実に絵里香の身体にダメージを与えていた。 どうだ? |
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びしっ!あああううっ! びしっ!ぐああああっ! びしっ!ふううぐっ! 絵里香は痛みにこらえきれずに次第に大きな叫び声を上げた。 しかし、絵里香は鞭の痛みにいつまでも耐えていた。 まだまだか? |
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びしっ!うあああっ! びしっ!ふああああっ! びしっ!あがあああああっ! 男は疲れたのか、手を止めた。 はあ・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・・ いきなり100程の鞭で打たれて絵里香の息は上がっていた。 |
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こんな責めではなんともない、か。 よし、わかった。もっと苦しめてやる。 すぐ吐かせてやるからな。 ううう・・・・・・・・ 絵里香はまだ鞭の痛みにうめいていた。 |
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