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麻衣は、ほどなく意識を取り戻した。
それは、脚を高く吊り上げられようとしているときだった。 麻衣が失神してから5分ほど経っただけであった。 起きたか。 もう吐いてもいい頃だと思うがな。 ま、お前があんまり強情なので、もっと話しやすいようにしてやる。 |
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そう言いながら、チーフは麻衣の左足を縄で持ち上げていった。 あ・・・・ タイト・ミニの制服から白の下着がはみ出してくる。 麻衣はこれから自分に与えられる拷問を想像して身を硬くした。 ああ・・・わたし・・・耐えられるかしら・・・・ |
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よいしょ。 さらに脚は高く持ち上げられた。 く・・・・・・・ チーフは縄を天井のフックにかけて引っ張った。 いや・・・・・ 思わず麻衣のくぐもった声が漏れた。 ふーん。一応恥らったりはしてみるのか。 |
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そらっ。 チーフが思い切り縄を引くと、麻衣の左足は高く引き上げられ、 これ以上開かないぐらい脚を広げられた。 捜査官とは言ってもうら若い女である。 もちろん覚悟はあるものの、股間を思い切り人前に晒すことは、 やはり恥ずかしかった。 しかし、恥らってなどいられないぐらい壮絶な拷問が麻衣を待ち構えていた。 |
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びしーっ! 思ったとおり、鞭は麻衣の無理やり開かされた 一番敏感な部分を狙って打ち込まれた。 ぎゃあああ! 恐ろしい痛みに麻衣は跳ね上がって叫んだ。 あう!いたい! 一撃で涙が溢れる。 |
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あう!あう!あう!痛い! 麻衣は腰をくねらせて痛みに耐えた。 どうだ。痛いだろう。 そろそろ吐いてもらおうか。 お前は誰だ!何を探していた? 私は何もしてません。 |
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びしっ! ふぎゃああう! 再び恐ろしい痛みが、麻衣の股間を貫いた。 一撃、鞭で打たれただけで、痛さのあまりしばらく思考も動きも止まる。 ただ、痛さが和らいでいくのを待っている。 それ程激しい痛みだった。 そら、もう一発! |
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びしっ! ぎゃあああああうっ! 柔らかい麻衣の一番敏感な部分で鞭がすさまじい音を立てる。 麻衣は涙を吹き飛ばして仰け反る。 あう!あう!痛い!やめて! ・・・もう・・・やめて・・・・・ おねがい・・・・・・・・・ |
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では、白状するか? 麻衣の表情は一瞬動きが止まったが、すぐに首を振った。 本当に・・・・何も知らないんです・・・・・ 君もわりとしぶといね。 よし、まず周りからだ。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! あう!あう!あうう! 店長は麻衣の太腿に鞭を連打し始めた。 麻衣は顔いっぱいに苦悩の表情を浮かべる。 白い太腿があっという間に真っ赤に腫れ上がってくる。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! あぎゃ!ぎゃ!あうう! 鞭は吊るされた麻衣の脚で回り込んで、鞭の先が太腿の付け根に突き刺さる。 速度を上げた鞭の先端は鋭い痛みを麻衣に与える。 麻衣は息を吸う暇もなく絶叫しつづける。 そしてこの拷問の苦しみに耐えつづける。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃあ!ぎゃああ!あううう! 片方で身体を支えている麻衣の右足は激しく痙攣している。 麻衣はその細い身体をもう何回鞭で打たれたことだろう。 しかし、麻衣への鞭打ちは、自白するまで終わることはない。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃああ!ぎゃうう!ふぎゃああ! 絶叫しながら麻衣の朦朧とした意識はこの苦痛の連続にもう音を上げていた。 もういや・・・いたい・・・・・・ 麻衣の身体に赤い線を刻んだ鞭はおそらくもう800は超えたに違いない。 しかし、麻衣はこの拷問に必死で耐えていた。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! あ!あ!あっ!・・ん・・・・・・ 痛さに耐えて耐えて耐えてきた麻衣の細い身体は、激痛に耐え切れず、再び失神した。 しかし、麻衣は今回は失神したままにはさせてもらえなかった。 おい、寝るな。起きろ。 |
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