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気が付くと、麻衣は地下の一室のようなところに、後ろ手に縛られて吊るされていた。 店長が近づいてきた。 おい、お前は何を探していた? え?お前は何者だ? しかし、麻衣はじっと沈黙を守った。 |
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そうか。話す気にならないか。 では、話しやすいようにしてやろう。 麻衣はこれまでは割と無難に任務を完了していた。 このような危険な目に会うのは初めてだった。 店長は鞭を取り出してきてチーフに言った。 おい、この子は少し痛い目に会いたいようだ。 |
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く・・・・・ 麻衣は身構えた。 麻衣は捜査官の責任と自覚において、決して自白しないことを改めて自分に誓った。 しかし、もちろん訓練は受けていたものの、麻衣に加えられる初めての本当の拷問だった。 やれ。 店長はチーフに命令した。 |
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ひゅっ!びしっ! あう! 鞭がうなりをたてて麻衣のやわらかい胸に飛んできて激しい音を立てた。 麻衣は思わず叫び声を上げた。苦痛の表情が浮かぶ。 どうだ?痛いか? やめて欲しかったら素直に言え。 麻衣は無言のままだ。 |
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ひゅっ!びしっ! ぎゃう! 再び、激痛が麻衣を襲った。 痛い!麻衣は叫びそうになったがじっとこらえた。 どうだ?思い出したか? うーん、もっと痛めつけて欲しいようだな。 おい、続けろ。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃ!ぎゃう!あうう! 鞭が続けて麻衣の胸に打ち込まれた。 麻衣は苦痛に叫び声を上げた。 さぁ、言え。 お前は何を探していた。 お前は何者だ? |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃ!ぎゃあ!ぎゃああ! 無言の麻衣に鞭が続けて襲い掛かった。 柔らかな胸を鞭で打たれて、麻衣は身悶える。 しかし、吊るされている麻衣はどこにも逃げようはなかった。 あ・・・・う・・・・・ |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃあ!ぎゃあう!ぎゃああ! うめき声を上げる麻衣に、チーフは容赦なく鞭を打ち続ける。 激痛が麻衣の身体を苛む。 どうだ、吐く気になったか? 麻衣は首を横に振った。 その瞬間、鞭が飛んできた。 |
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びしっ!ぎゃう! う・・・・う・・・・ 麻衣は激痛にうめき声を上げる。 仕方がない。話したくないなら話したくなるようにしてやろう。 おい、吐くまで続けるんだ。 はい。 チーフは鞭を握りなおした。 麻衣の額にじっとりと脂汗が浮かんだ。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃ!ぎゃう!ぎゃあ! 鞭は麻衣の身体を打ちつづける。 びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃああ!ぎゃううう!ぎゃあああ! 息つく暇もなく、鞭が激しく麻衣を責めつづけた。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃああ!ぎゃあああ!いやああ! 鞭打ちは、もう100は軽く超えていた。 しかし、麻衣が自白するまでこの鞭は止まらない。 麻衣はあまりの痛みに脚が小刻みに震え出した。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃあ!ぎゃあう!ぎゃああ! 鞭は確実に麻衣の乳房に激痛を加えた。 激しい鞭がいつまでも続く。 麻衣は激痛に叫び声を上げつづけた。 |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃう!ぎゃああ!ぎゃああうっ! チーフが鞭打つ横で店長が叫ぶ。 まだ吐く気にならないか! びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃああ!ぎゃあっ!ぎゃうっ! |
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びしっ!びしっ!びしっ! ぎゃあ!ぎゃあう!ぎゃああ! もう、鞭は200を超えた。 鞭が止まった。 はぁはぁ。 鞭を打つチーフの息が上がってきた。 なんだ、お前が降参か? すみません、店長。 |
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あ・・・う・・・あ・・・・ 麻衣は、いつまでもうめき声を上げていた。 おい、もういい加減に吐いたらどうだ。 麻衣はあまりの苦痛に実は少し弱気になっている自分に気づいていた。 麻衣は初めて口を開いた。 私は何も知りません・・・・ |
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そうか・・・・ おい、貸せ。俺がやる。 お前は休んでろ。 店長はチーフから鞭を取り上げた。 いいか、覚悟しろ。 しかし、麻衣はまだ、苦痛に身悶えていた。 |
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