機密捜査官J File-3 少女奴隷市場
第4章 耐久テストA




男は革の鞭を持ってすぐにステージに上がってきた。

次はこれで耐久度をテストしてみましょう。
その前に、ここで、一興。
まず、この鞭で商品を覚醒させてみます。さて、何発で起きますか。
正解者には賞品としてこの商品に鞭打ち100回を進呈します。




おー。

客たちはざわつきながら、自分のニックネームと、 思い思いの数を紙に記入し、 バニースタイルのコンパニオンが持つ箱に入れていった。

少女はそんなことが賭けの対象になっているとは 知らず、失神してぐったりとしたままだった。




では、投票は終わったようですので、覚醒させます。

その言葉に、会場はしんと静まり返った。
静寂の中、男は失神している少女のお尻に 鞭を思い切り叩きつけた。

びしーっ!

鞭の音が会場に響き渡る。




びしーっ!びしーっ!びしーっ!

男は少女のお尻に鞭を打ちつづけた。
しかし、少女は苦悩の表情のままだった。

びしーっ!びしーっ!びしーっ!

なおも男は鞭を打ち続ける。




びしーっ!びしーっ!びしーっ!
う・・・・う・・・・・あうううう!痛い!

12発目の鞭で、苦痛のあまり少女は覚醒した。

よっしゃ!

その時、会場で声があがった。




皆様。ご覧のように正解は12発でした。
12発と書かれたのは・・・・えーっと、 ゾルゲ様お一人だけのようです。
ゾルゲ様。ご名答です。どうぞ前へ。

みな、思い思いのニックネームを持っている。
ゾルゲと呼ばれた男は悦びの表情でステージに近づいてきた。

ではゾルゲ様。この鞭で思う存分責めてください。




少女にはどういう展開なのか全く理解できなかったが、 これから鞭で打たれるらしいと聞いて恐怖に顔が歪んだ。

痛い・・・・いや・・・やめてください・・・

では、鞭100連発。どうぞ。

い、いやーっ。




びしっ!
あう!

おおお、いい反応じゃ。もう1発。

びしっ!
ぎゃああ!いや!やめて!

おお。ぞくぞくするわい。
もっとくれてやるぞ。




びしっ!ぎゃああ!
びしっ!いやあああ!
びしっ!ぐあああ!

あん・・・もう・・・いや・・・・・

少女の目から涙がぽろぽろこぼれ落ちる。

おー、おー。かわいいのー。
もっとか?




びしっ!ぎゃあ!
びしっ!あうう!
びしっ!いやああ!

おねがい・・・・もうやめて・・・・

消え入るような声で、少女は哀願した。

だめじゃ!




びしっ!あう!
びしっ!あううう!
びしっ!うぐ!
びしっ!ぐああ!
びしっ!ぎゃうう!

鞭の連打に少女は泣き叫ぶ。
男はますます興奮して鞭を振るった。




びしっ!あう!
びしっ!ぎゃ!
びしっ!ぎゃあう!
びしっ!やあっ!
びしっ!ぎゃあううう!

ゾルゲ様。100になりました。ありがとうございました。

鞭が止んでも少女はのた打ち回って苦しみ続けた。

拍手を受けて男はステージを降りた。 100発の鞭を打たれて少女はぐったりとしていた。




では、最後のテストです。
再び失神するまで連続鞭打ちです。

い・・・いや・・・・

少女は、また失神するまでと聞いて恐怖のどん底に 突き落とされたが、もう、抵抗する力も残っていなかった。




びしっ!ぎゃ!
びしっ!ぐあ!
びしっ!ぎゃあ!

男はさすがに鞭の扱いに慣れていた。
繰り出される鞭は1発1発激しい苦痛を確実に少女に与えた。
少女は激痛のあまり、絶叫して身悶えた。
いつまでも鞭が続く。




びしっ!びしっ!
びしっ!ぎゃ!
びしっ!ぎゃあ!
びしっ!いやあ!
びしっ!あうう!
びしっ!あう!
びしっ!ぎゃ!
びしっ!あぐ!
びしっ!うぎゃ!




もう、少女の顔は涙と汗でぐしゃぐしゃになっていた。
客はだれも身動き一つしない。

びしっ!あぎゃ!
びしっ!あうっ!
びしっ!ふぎゃ!

いつまでも続く激しい鞭の痛みに少女はひたすら泣き叫んだ。




しかし、それも長くは続かなかった。
連続鞭が200も超えようかと言う頃。

ぎゃああああああああ!

ひときわ大きな絶叫と共に、少女は失神した。
客たちはあまりのすさまじい光景に呆然とし、 拍手をし始めたのは少女が失神してしばらく経ってからであった。


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