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今度は香織は両手を固定され、片足を高く吊るされていた。 白い下着が丸見えになっている。 意識は取り戻してはいるものの、これまでの地獄のような拷問に もう朦朧としていた。 こんどこそは吐いてもらう。 おい、やれ。 いや・・・・やめて・・・・何するの・・・・ 香織は恐怖に震えた。 |
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こうするのさ! 男は十分に熱した電気ゴテを、いきなり香織の股間に押し付けた。 ぎゃう!ぎゃあああああ! あついいいいい! これまでに経験したことのない恐ろしい熱さが、香織の敏感な部分に襲いかかった。 香織はその熱さに、激しくのたうち回った。 |
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あう!あう!あう!ああああ。 香織はこれまでの拷問がすべてこの拷問の予行演習ではないかとも思えた。 ぎゃあああああああああああああ! 再び、焼けたコテが、香織の敏感な部分に押し付けられた。 もう体力はまるでなく、気力だけで拷問に耐えてきた香織だったが、気力も切れかかっていた。 |
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あああ・・・私・・もう言っちゃうかも・・・ 再び、灼熱が股間を襲う。 ぎゃあああああああ!熱い! あああ・・・・・ああ・・・・あ・・・・・ おい!もういい加減に全部話すんだ。 それとも、もっとここを焼いて欲しいか? あああ・・・・わ・・・わたし・・・・・・ |
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だめ! あやうく自白しそうになった自分に気づいた。 だめ。だめよ。 あなたは、機密捜査官J。 早紀が来るまで、どんなことがあっても耐えるのよ。 そして、こいつらを捕まえてやるの。 香織は、男の気配に向かってつばを吐いた。 な、なに! |
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ぎゃああああああ! 男はコテを香織の敏感な部分に押し付けた。 コテが香織の恥ずかしい部分に埋もれていく。 ああああ!あああ!あつい!あああああ! いやあああ!あつ!あつい!やあああめて! 男はいつまでも香織を責めつづけた。 あうううう!やあああああ!あ・・うん・・・・ |
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がくがくと身体を痙攣させて、香織は失神した。 続けろ。 社長は言った。 男は再び、熱くなったコテを、香織の股間に押し付けた。 社長は香織に向かって叫んだ。 早く吐け! |
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う・・・ううううう。 いや・・・いやああああああ! 香織には失神する暇も許されない。 再び香織の顔を絶望と苦悩の表情が支配する。 ぎゃああああああああああ! コテが香織の股間に押し付けられては離され、また押し付けられる。 灼熱地獄が永遠に続く。 |
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ぎゃああああああ!ああああ!あつい! 香織が失神する寸前で、コテが離れた。 苦痛の表情と汗と涙で香織の顔はぐしゃぐしゃになっていた。 うううう・・・・もう・・・だめ・・・・・ まだか! ぐあああああ!あつ!あついいいい!いやああ! |
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吐くんだ! ぎゃああああ!いやああああ!ああああ! 香織はもう気力もなかった。 なぜ、しゃべってしまわないのか、自分でも不思議だった。 しかし、香織は耐え続けた。 ええい、貸せ! 社長がコテを取り上げた。 |
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言え! ぎゃああああああああああ! いやあああああ!あついいいいい! 社長は香織の敏感な部分にコテを押し付けたまま、二度と離さなかった。 たすけてええええ!やあああ! あつい!あついの!いやあああああ! 香織はもう叫ぶ力も残っていないはずだが、 あまりの灼熱の苦しみにやはり絶叫し続けた。 |
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ええい!いい加減に吐くんだ! ぎゃあああ!あつい!あつい! もういや!たすけて!やあああ! いやああああああああああ・・ い・・・・・や・・・・・・・ 再び、香織は失神した。 香織が失神するのはこれで何度目だろうか? 香織の身体はもう限界をはるかに超えていた。 その時、早紀がドアを蹴破って侵入してきた。 |
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香織!大丈夫? 香織が意識を取り戻したときは本部にいた。 早紀が香織を救出し、『アージェント』は摘発されたのだった。 事件は解決した。 香織。ごめんね。すぐ助けてあげられなくて。 早紀が涙を流しながら香織を抱きしめた。 香織は自分がこの組織の一員であることを改めて誇りに思うのだった。 |
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