機密捜査官J File-1 レースクイーン養成学校
第5章【通電】


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はううう!

再び、早紀は激しい痛みで、意識を取り戻した。
早紀の身体からコードが伸びていた。
これから自分に与えられる拷問に、早紀は絶望の表情を浮かべた。

こんどこそ降参だろう。

社長が言った。

やれ。


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早紀の乳首と股間に取り付けられた電極から、強い電流が早紀の身体に流れた。

ぎゃあああ!

早紀はのけ反って悲鳴を上げた。
コードの先にはスタンガンが取り付けてあった。
電流が流されたのは1秒ほどだったが、 早紀の身体を痛めつけるのには十分な長さだった。


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いやああああ!

すぐに次の電流が早紀の身体を貫いた。
スタンガンが作る電流は恐ろしいほどの苦しみを早紀に与えた。
そしてその苦しみは早紀の大切な部分を襲う。

あううう!

休みを与えず、男は早紀の身体に電流を流す。

ぎゃあああああ!


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電流が流れては切れ、切れては流れた。

ぎゃあああ!・・・・・
ぎゃあああ!・・・・・

休みなく何回も何回も早紀は電流で責められた。
股間と乳首に高電圧を通電された苦しみ。それは言語を絶するものだった。
早紀は激しく苦しみ悶えた。


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通電が止むと、早紀はびっしょりと汗をかいて、ぐったりとしていた。

いや・・・。もういや・・・。やめて・・・。

今度はしゃべる気になっただろ。
もうしゃべっても誰も責めないさ。

社長が優しく聞いた。
早紀は一瞬その言葉にすがろうとした。
が、すぐに思い直した。

言うわけ・・・・ないわ。


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男はすかさず通電ボタンを押した。

ぎゃあああああああ!痛い!

再び激しい苦しみが早紀を襲う。身体が反り返る。 高電圧の恐ろしい電流が早紀を責め続ける。

いやああああ!あううう!

しばらくして電流が切れた。
早紀は今度はがっくりとうなだれる。
しかし束の間の休息はすぐに苦しみが取って代わる。


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ぎゃ!あああああああ!

スイッチが入るたびに絶叫がこだまする。

いたいいいい!いやあああああ!

数秒が早紀には永遠の時間に思えた。
そして長い激しい苦しみと束の間の放心状態が何度も何度も繰り返される。


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ぎゃあああああ!いやあああ!やめてえええ!

や・・・やめ・・て・・・・

うぎゃあああああああ!いやああ!ぎゃあああ!

う・・う・・・もう・・・・

ぎゃう!ぎゃあああああああ!いたいいい!

ああ・・・もう・・・・いや・・・・


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そして連続して何10回か通電され時。

ぎゃあああああああ!あ・・・・・

早紀は絶叫して身体を反り返したまま、意識を失った。 そして、がっくりとうなだれる早紀。

起こせ。

社長が男に言った。


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男は再び通電ボタンを押した。

う!
うああああ!
あああああああああああ!

あまりの苦痛に早紀の意識が呼び戻される。

寝てる場合じゃないぞ。

おい、もっともっと責めつづけろ!


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ぎゃあああああああ!

今度はいつまでもスイッチは切られなかった。

あう!あう!ああああああああ!

早紀は股間から胸にナイフで切り裂かれたかと思えるほどの 激しい痛みにのた打ち回って叫んだ。

ぎゃああ!いやあああああ!

早紀が再び失神する寸前で、電流が切れた。


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早紀への拷問は、もうとうに限界を超えていた。

ああ・・・・・わたし・・・・・
・・・・・もう・・・だめ。
朦朧とした意識の中で早紀は思った。

私・・・しゃべっちゃいそう・・・・
みんな・・・・ごめんね・・・・

で、でももう少し・・
もう少しだけ・・・がんばる・・・


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おい!流しっぱなしにしろ!

社長が言った。

い・・や・・・おねがい・・・・
もう・・・やめて・・・・

男はスイッチを押した。


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ぎゃああああああああ!

すさまじい電流が股間と乳首を貫通した。

言え!

いやああああああああ!

いつまでも電流が早紀の身体に流れ続けた。

吐け!

ああああああああああ!

男はスイッチを押しつづけた。


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言うんだ!

ぎゃああああああああ!
ああ!うああああ!ううう!あうう!ああああ!
ぜったい・・・・いわない・・・・あああああ!
ぎゃあああああああああああ!
あ・・・・・う・・・・うん・・・・・・


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早紀は失神した。
早紀は、けなげにもこの想像を絶する苦痛に
耐えて耐えて、そして耐えぬいた。

そのときだった。


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J2-香織が踏み込んできた。
連絡の取れない早紀を心配して本部が手を回したのだった。

早紀は無事保護された。
機密捜査官Jの組織は早紀によって守られた。

1ヵ月後。そこには傷もすっかり癒えて、 機密捜査官Jの任務に復帰する早紀の笑顔があった。


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