機密捜査官J File-1 レースクイーン養成学校
第1章【鞭】


機密捜査官J File-1 レースクイーン養成学校

早紀が気がついた時には、早紀は柱に両手を後ろ手にして縛られていた。
どうやら制服は着たままだ。どこに連れてこられたんだろう。 そう思っていると、男の声が聞こえてきた。

気がついたかね。君は最初から怪しいと思ってたんだがね。
何を探してたんだ?どこに頼まれてここに来たのかね?

ふん。言うもんですか。

ほう。元気いいな。
そうか。では、しゃべらないでいいぞ。
いつまで持つか、楽しみにしてるよ。
やれ!


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びしーっ。

社長が命令した瞬間、鞭が早紀のお腹に叩きつけられた。

はあうっ。

激しい鞭の痛みが早紀の身体に広がる。
着ているとは言え薄いエナメル1枚の制服だ。
それは素肌と全く変らない痛みだった。


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びしっ!はあうっ!
びしっ!あううっ!
びしぃぃぃっ!あああうっ!

続けざまに、焼け付くような激痛が早紀を襲う。

早紀の身体に鞭が打ち込まれるたびに、早紀は悲鳴を上げた。

くうう。い。いたい。


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まだまだ。

社長が言った。

びしっ!ぐあっ!
びしっ!あうっ!
びしっ!あっ!
びしっ!うあっ!
びしっ!はあうっ!

叫び声さえ上げさせないぐらい続けざまに、早紀の身体に鞭が振り下ろされた。


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びしっ!あうっ!
びしっ!うあっ!
びしっ!はあうっ!
びしっ!あうっ!
びしっ!うあっ!

鞭が休みなく早紀の身体に激痛を与えつづける。

早紀の顔が苦痛に歪む。


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はぁ。はぁ。

こんなことしても、時間の無駄よ。
私は何もしゃべらないわよ。

休むな。続けろ。

早紀を無視して、社長は男に命令した。


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びしっ!ぎゃあ!
びしっ!ぎゃああ!
びしっ!ぎゃあああっ!

鞭が立て続けに早紀の身体に振り下ろされた。
早紀は身体をくねらせて、痛みに耐えた。
しかし、鞭が振り下ろされるたび、思わず苦痛の叫び声が上がる。
鞭は続くこと50以上は早紀の身体に打ち据えられただろうか。
鞭が止むと早紀の身体は鉛のようだった。


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はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・
あああ・・い・・た・・い・・
うう・・う・・・く・・・

どうかね?少しはしゃべる気になったかね?

・・・そんなわけ・・ないでしょ。
こんな・・子供だまし・・

そうか、じゃ、もう50回ほどくれてやれ。
その、子供だましを。


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びしーっ!あうっ!
びしーっ!ああうっ!
びしーっ!あああうっ!

鞭打たれては叫び、叫んでは鞭打たれる早紀だった。
焼けるような激痛が早紀を責め苛む。
鞭はいつまでもいつまでも終わらなかった。
50回ほどの鞭が続いた。


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男はありったけの力で鞭を早紀の身体に打ち込んでくる。

びしーっ!ぎゃああああ!

激しい鞭の音と、早紀の絶叫が、拷問部屋に響き渡る。

びしーっ!いやあああ!


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はあ。はあ。はあ。

鞭が止んだ。早紀の息が荒い。
身体中に痛みが走っている。
ああ、痛い。痛い。痛い。もういや。
でも、どんなに責められても、組織のことは話すわけにはいかない。
そう心に誓った早紀に社長が言った。

よし。子供だましはやめて、次はこれだ。
おい。やれ。


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