第2章 竹刀背中打ち
ゆかりは、後ろ向きに椅子に座らされ、手を縛られた。
どうだ、反省しているか？
ゆかりは口を開こうとしたが、苦痛と緊張で言葉が出なかった。
まだまだ反省が足りないみたいだな。続けるぞ。
ばしっ！ぎゃっ！
ばしっ！はああっ！
ばしっ！ああうっ！
ゆかりはのけぞって苦しんだ。
反省しろ！
ばしっ！ぎゃああっ！
ばしっ！ぐあっ！
ばしっ！あああっ！
もう・・・やめて・・・・
ゆかりは心でつぶやいた。
反省だ！
ばしっ！あああっ！
ばしっ！ぎゃああっ！
ばしっ！ぐううっ！
ゆかりは泣き叫んだ。
背中をまた100ほど打たれて、竹刀打ちは止まった。
ああ・・ああ・・ああ・・・
初めて受ける竹刀に、ゆかりはもう限界だった。
身体中に竹刀の赤い痕が付き、いつまでも痛みが続いていた。
ゆかりはもうぐったりとしていた。
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