吊り拷問!JK探偵事務所 潜入9 亡命首相捜索(後編)
第12章 サラ吊放置
サラは手首の激痛にほどなく意識を取り戻した。
エミが泣き叫ぶ声が耳に届いてきた。
エミ・・・エミ・・・
可哀想に・・・がんばってね・・・
もうすぐ助けが来るわ・・・・
そう心の中で叫びながら、サラは手首の痛さにもだえ苦しんだ。
いた・・・い・・・
もう・・いや・・・
ああああああっ!
痛いの!
たすけて・・・
あああ・・・痛い!
ぐううううっ!
痛い!痛い!
ああああああっ!
エミが失神すると、男が近づいてきた。
おう、起きたか。
降ろして・・・
降ろしてください・・・・・
放置された虚しさも手伝って、サラは完全に気弱になっていた。
降ろして欲しければ、全部吐くんだな!
びしっ!ぎゃああああああああっ!
あう!あう!
手が痛い!
鞭で打たれて身体が動くと、手首に激痛が走った。
もういやあああっ!
手が痛いいいいっ!
早く吐かないと、手首が腐るぞ。
お願い・・・もうやめて・・・・
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