吊り拷問!JK探偵事務所 潜入5 禁輸製品取引
第2章 吊り2
吊るされて40分が経った。
いやあああっ!痛い!
もうおろしてえええっ!
手首の激痛はどこまでも激しさを増して行った。
ひかるは必死で痛みと戦っていた。
吊るされて50分が経った。
うぎゃああああっ!
ぐあああああああっ!
ひかるはただ叫び声を上げることしかできなかった。
ひかるの手首は紫色になっていた。
吊るされて1時間が経った。
あああああああ・・・
痛い・・・もう・・やめて・・・
ひかるはもう泣き叫ぶ気力もなくしていた。
激しい手首の痛みももうだんだん感じなくなってきた。
いつまで耐えればいいの?
ひかるは朦朧とする意識の中で思った。
わたし・・・もう・・・だめ・・・・
もう・・・ゆるして・・・・
許して欲しかったら吐け!
ひかるは、ほとんど無意識の中で首を横に振った。
そして、吊るされて1時間と15分が経った過ぎたころ。
あああ・・・おねがい・・・
たす・・・けて・・・・
そうつぶやいて、ひかるは気を失った。
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