吊り拷問!JK探偵事務所 潜入5 禁輸製品取引
第1章 吊り1

吊り拷問!JK探偵事務所 潜入5 禁輸製品取引

ぎいいい・・・
ううう!

ひかるは両手を縛られて吊るされた。
両足が宙に浮いていて、全体重が手首にかかっていた。

ううう・・・手が痛い・・・

手首がちぎれそうに痛い。
目隠しをされていて何も見えない。

なんで捕まっちゃったんだろう。ドジなひかる・・・

吊り拷問!JK探偵事務所 潜入5 禁輸製品取引

お嬢さん。社長室で何をしていたんだ?

ひかるはじっと黙っていた。

ふん。口がきけないようだな。
いいだろう。
お前が何者か、何をしていたか話すまで、そのままぶら下がっていてもらおう。

何をされても耐えるのよ、ひかる。

ひかるは自分に言い聞かせた。

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吊るされて10分。

最初は我慢できていた手首の痛みが、次第に激痛に変わってきた。

あああああっ!痛い!

激痛に、自然と声が漏れてしまう。

痛いか。早く吐いた方が身のためだぞ。

わたし・・・耐えられるかな?

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吊るされて20分が経った。

ああっ!ぐうううっ!痛い!

両手の激痛にひかるは泣き叫んでいた。
痛みに身体が動くと、さらに手首が締まってくる。
もう手首がちぎれそうだった。

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吊るされて30分が経った。

ぐううううっ!痛い!

手首の激しい痛みがひかるを襲い続けていた。

手首がちぎれそうだろう。そろそろ吐いたらどうだ?

今回の敵は激しい痛みで責めたてるよりは、じっくりと苦しめるタイプのようだ。
きっと純たちは、ひかるがまだ作戦を実行していないと思っている。
夜遅くなるまで助けは来ないかもしれない。

このまま吊るされたら・・・ひかる・・・だめかも


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