吊り拷問!JK探偵事務所 潜入4 薬物密輸組織
第17章 純 吊4
純が失神すると、幹部の男が近づいてきた。
おい、寝るんじゃない。
びしーっ!う!
あああ・・・・
一本鞭で打たれた純は、その激しい痛みに覚醒した。
あああ・・いたい・・・
ひかるちゃんの十露盤責めをよく聞いてろ。
あいつを助けたかったらお前が吐いてもいいんだぞ。
そう言って男はひかるの元へ戻っていった。
ひかる・・・
十露盤に乗せられて鞭で打たれてるのね。
かわいそうなひかる・・・
でも、自白はできないのよ。
耐えて。
そう思いながらも、純の手首の痛みはさらに増していた。
あああ・・
痛い・・・
でも、ひかるも耐えてるの。
私も耐え抜く。
うぐううううっ!
しかし、もう純の気力も体力もとっくに限界だった。
これ以上責められたら、正常な意識を保てるか・・
あまりに長時間続く手首の痛みに、純はもうほとんど意識がなかった。
遠くでひかるの絶叫が聞こえる。
ひかる・・・ひかる・・・
そう思いながら、純はまた眠るように意識を失った。
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