吊り拷問!JK探偵事務所 潜入4 薬物密輸組織
第15章 純 吊3
ひかるが十露盤に乗せられて鞭と脚の痛みに絶叫してる間も、純は手首だけで吊るされていた。
あああ・・痛い・・・
あぐうっ!
じっとしていても痛い。
もう・・手がちぎれそう・・・
もう・・・やめて・・・
降ろして・・・・
そう言いたかったが、男たちはひかるに近づいて行った。
鞭音とひかるの絶叫が聞こえてきた。
ひかる!大丈夫?
そう叫んだが、自分の手首も限界だった。
いたい・・・いたい・・・
ひたすら耐えるしかなかった。
ギリギリといつまでも続く痛みが純を責め続けた。
うううう・・・
あああっ!いたい!
あああああ・・・・
ときどき手首に激しい痛みが走って、足がうごいてしまう。
するとまた手首に激しい痛みが走る。
その繰り返しだった。
ひかるの絶叫は続いている。
ひかる!
思わず叫んだが、自分の手首の痛みももう限界をはるかに超えていた。
吊るされて40分が経った頃。
あああ・・ん
純は静かに意識が遠のいた。
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