吊り拷問!JK探偵事務所 潜入3 国家機密漏洩
第6章 前一本鞭
純は意識を回復させられて、また両手を縛られて吊るされていた。
1時間半を超える拷問に、もう純は気力も体力も限界に来ていた。
おねがい・・・早く助けて・・・
それだけを頭で叫び続けていた。
ひゅうっ!
そのとき、鞭の風を切る音がした。
その音を聞いたとき、純はもう耐えられないかもしれないと思った。
細い、一本鞭。その痛さは、純もよく知っている。
もうそろそろ吐いてもらうぞ。
お願い・・・やめて・・・・
今度は本当に声に出た。
やめて欲しければ吐け!
びしーっ!ぎゃあああっ!
焼けつくような痛みが純に襲い掛かった。
今までの鞭の何倍もの痛みだった。
びしーっ!ぐあああっ!
びしーっ!ひぎゃああっ!
びしーっ!うがあああっ!
いきなり、一本鞭の連打が始まった。
びしーっ!ぐぎゃあああああっ!
びしーっ!ああああっ!
びしーっ!うぐううううっ!
30…40…50…
もう体力は残っていないはずなのに、あまりの鞭の痛さに絶叫してしまう純だった。
びしーっ!いぎゃあああああっ!
びしーっ!がああああっ!
びしーっ!ふがああああっ!
80…90…100…
胸に、おなかに。柔肌を一本鞭が切り裂いていく。
びしーっ!うぎゃ!ぎゃああっ!
びしーっ!あああああっ!
びしーっ!いやああああああっ!
130…140…150…
自白するまで終わらない一本鞭地獄。
純はただ泣き叫ぶだけだった。
びしーっ!ふぎゃああああっ!
びしーっ!だあああっ!あう!あう!
びしーっ!ぎゃあああああっ!
180…190…200…
いつまで続くの・・・・
もうやめて・・・・・
純はただ苦痛に耐え続けるしかなかった。
びしーっ!ぎゃああああっ!
びしーっ!うぎゃあああああああっ!
びしーっ!ぐぎゃああああああっ!
そして、連続250回以上の一本鞭の痕が純の肌に刻まれて、鞭が止まった。
はあ・・はあ・・はあ・・
純はいつまでも大きく肩で息をしていた。
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