特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!
【6】6:30am 成田国際空港まで10km


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぎゃああああ!

ちひろは今度は両手を固定され、片足を高く吊られていた。
そしてその露わになった股間に、 先ほどの、しかし今度は既に真っ赤に焼けた電気ゴテが押し付けられたのだった。
ちひろは、あっという間に意識を取り戻した。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

どうだ?起きたか?
もうそろそろ吐いたらどうだ。発信機はどこに隠した?
え?それとも、まだ痛めつけて欲しいか?
さっきは熱くなる前に失神させてやったが、今後は500℃にはなってるからな。 さっきのアイロンよりはるかに熱いぞ。

ハッサンはそう言ってちひろの顔に焼けた電気ゴテを近づけた。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

いや・・・やめて・・・

ちひろの脳裏に、先ほど失神したときの この電気ゴテの地獄のような熱さが甦ってきた。
さすがのITDOの特殊工作員であるちひろも、少し気弱になっていた。 しかし、すぐにいつものちひろに戻って言った。

そんなことしても無駄よ!


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

そうかな?

そう言ってハッサンは焼けた電気ゴテを ちひろの股間に近づけていった。

く・・・・・・

ちひろは苦悩に恐怖が入り混じった、そんな表情を浮かべた。

熱いぞ!

顔をそむけるちひろ。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぎゃあああああああ!熱い!

長い長い苦痛に満ちた悲鳴がこだました。
焼けた電気ゴテがちひろの一番敏感な部分に押し付けられて、 ちひろは身体をのけ反らせてその恐ろしい熱さに苦しみ悶えた。

吐け!


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぎゃあああああああああ!

電気ゴテが離され、そしてまたすぐ押し付けられる。 何度も。何度も。そして、いつまでも。
電気ゴテは白い下着の中に埋もれるほど強く押し付けられる。 もうちひろは熱さを熱さと感じなくなっていた。
ただ、苦しみだけが身体中に広がる。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぎゃあああああああああ!

電気ゴテが当てられるたびに、ちひろはいつまでも絶叫した。 身体中、脂汗でぐっしょり濡れていた。
ちひろの意識はかなり混濁していたが、 特殊工作員のちひろには自白とか降参という発想はなかった。
ただ、叫ぶだけだった。


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しかし、それもいつまでも続かなかった。

ぎゃあ。ぎゃああ。ぎゃああああああああ。
ぎゃあ・・・・・あ・・・・・・・・

激しい叫び声とともに、ちひろは失神した。
もう、ちひろには苦しむことと失神することしか与えられなかった。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

しかし、ハッサンはその失神したちひろの股間に、 また電気ゴテを押し付ける。

う!う!うぎゃああああ!

ちひろはすぐに意識を取り戻した。

ぎゃあああああ!

また、灼熱の地獄が再開される。

ぐああああああ!


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

長い絶叫のあと、ようやく電気ゴテがちひろから離れた。

あ・・・・う・・・・う・・・・

いつもでも苦しむちひろ。

早く吐け!
発信機をどこにやった?

しかしちひろはそれには反応せず、ただ、うつむいたままだった。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ハッサンの持った電気ゴテが、ちひろの股間に近づいていく。

熱いだろ。やめて欲しかったら吐け!

ちひろは口を開かなかった。
ハッサンはチラッと時計を見て、言った。

くそ!早く吐くんだ!


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぎゃああああ!あう!あう!ああああ!

焼けた電気ゴテが再びちひろの股間に押し当てられた。

いや!ああああああ!やめてえええ!

ちひろは泣き叫んだ。しかし今回は決して 電気ゴテを離してもらえることはなかった。

ぐああああ!あ!や!あああああ!


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぎゃああああ!ああああああ!

いつまでも苦しみつづけるちひろ。
かなりの時間がたった。

早く!吐け!

あぐううううう!あう!あ!あ・・・・・・・

そして、糸が切れたように、ちひろは意識も途絶えた。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

しかし、失神してもハッサンはちひろの股間に 電気ゴテを押し付けたままだった。
いや、むしろ力をいれて、電気ゴテを深く ちひろの敏感な部分にうずめていった。

早く吐いてくれ!

一旦その苦痛から開放されたような表情だったちひろだが、 無意識のうちに苦痛の表情に変わっていった。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

そして失神して30秒も経たないうちに、 またもやちひろは地獄にひきずり戻された。

あ!ああ!あああ!ぎゃああああああ!
あうあう!あう!ぐあああああああ!

また絶叫が始まる。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぐああああ!あううううう!

しかし、覚醒していても、ちひろにはほとんど意識はなかった。

ぎゃああああああああ!

ただ、苦しみ、叫ぶ。それだけだった。

言え!


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

ぎゃああああああああ!
あああ・・・・・あ・・・・・・・

覚醒して5分間、地獄のような拷問に絶叫しつづけたちひろは、また、失神した。

だめだ・・・・

ハッサンは時計を見て、諦めの表情で電気ゴテを離した。


特殊工作員M Mission-1 爆破テロを阻止せよ!

苦悩の表情を浮かべているのは、ハッサンの方だった。

その時間、ターゲットの飛行機が成田空港に着陸した。 その飛行機にはZ国と敵対しているP国の国王が搭乗していた。 そして、その飛行機は、新しく開発された高性能の 超小型電磁波発信機によって成田上空でコントロールを 失って墜落し、粉々になるはずだった。
ちひろが通信用の発信機だと思って隠したもの。 それは実は航空機攻撃用の電磁波発信機だった・・・・


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