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びしーっ!う!う・・・ 目が覚めたか。 今度はちひろは両手を高く吊るされていた。 さあ、今度は吐いてもらおうか。 発信機をどこに隠した。 ふん。言うもんですか。 |
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びしーっ!はう! そう言った瞬間、激しい音がして、一本鞭がちひろの身体で炸裂した。 びしーっ!あ! びしーっ!く! びしーっ!う! 焼け火箸を押し付けられたような鋭い痛みに、 ちひろはたまらずうめき声を上げた。 |
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びしーっ!あう! びしーっ!あうっ! びしーっ!ああっ! 一本鞭は一撃一撃で激しい痛みをちひろの身体に刻んだ。 ちひろはその恐ろしい痛みに叫び声をこらえて耐えた。 しかし、鞭で打たれると、苦しみの表情で叫び声が漏れてしまう。 |
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びしーっ!ああう! びしーっ!あうっ! びしーっ!くあっ! 30発ほどの鞭がちひろの身体に打ち込まれた。 薄いコスチュームの中のちひろの肌は 真っ赤な鞭跡が幾筋も刻まれていた。 鞭が止んでもちひろはいつまでも鞭の痛みにうめいていた。 |
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はぁ・・はぁ・・はぁ・・ どうだ。痛いだろう。 この鞭は男でも耐えられずに自白する。 女のお前がどこまで耐えられるかな? 悪いことは言わない。早く吐け。発信機はどこにやった。 ふん。言うわけないでしょ。 |
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びしーっ!ぎゃあ! びしーっ!ぎゃ! びしーっ!ぎゃあああ! ハッサンはすかさず鞭をうならせてちひろの身体に打ち据えた。 再び鞭がちひろに激痛を与える。何度も。何度も。 |
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びしーっ!ぎゃあ! びしーっ!ぎゃうん! びしーっ!ぎゃああ! ちひろは叫び声を上げて鞭の痛みを受け止めていた。 コスチュームは意外と丈夫だったが、 ちひろの肌は既にあちこちで裂けていた。 それでも容赦なく鞭はちひろを襲いつづける。 |
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びしーっ!ぎゃあう! びしーっ!ぎゃうう! びしーっ!ぎゃあああ! いい加減に吐け! びしーっ!ぎゃああ! びしーっ!ぎゃあう! びしーっ!あうう! 一本鞭は延々とちひろに激痛を与え続ける。 |
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びしーっ!ぎゃあ! びしーっ!あうう! びしーっ!うぎゃあ! もう、200を超える鞭を浴びせられて、 ちひろは身体中が痙攣していた。 ちひろがいくら訓練を受けていようとも、 激痛であることに変わりはない。 しかし、ITDOの名誉にかけて、ちひろは耐えた。 |
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びしーっ!ぎゃ! びしーっ!ぎゃあう! びしーっ!ぎゃあん! いつまでも続く一本鞭。 びしーっ!あっ!ああ・・・・う・・・。 しかし、その連打が300回を越えた頃。 鞭がちひろの身体を存分に痛めつけ、 ちひろはこらえきれずに失神した。 |
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しかし、ハッサンは鞭を打ち続けた。 おい、起きろ。 びしーっ!う・・・ びしーっ!う・・・ びしーっ!うあ! 激しい痛みにちひろは意識を取り戻した。 |
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起きたかな? ではもう言ってもらおうかな。 発信機はどこだ? い・・・・言うわけ・・・・・ないでしょ。 なんて強情な女だ。 |
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びしーっ!ぎゃあ! びしーっ!あう! びしーっ!ぐああ! また、激しい痛みがちひろを責める。 びしーっ!ぎゃあ! びしーっ!ぎゃあう! びしーっ!ぎゃあああ! それは自白するまで終わらない拷問地獄だった。 |
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びしーっ!うぎゃあ! びしーっ!ぎゃう! びしーっ!ぐあああ! もう、ちひろの意識は朦朧としていた。 ただ、鞭の激しい痛みに1回1回耐えるだけだった。 一本鞭はすさまじい音を立ててちひろを痛めつけつづける。 |
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びしーっ!ぎゃああっ! びしーっ!うがあああっ! びしーっ!ぎゃ!あ・・ううん・・・・・・ 一本鞭がちひろの肌に刻んだ鞭痕は500を越えていた。 ちひろは、あまりの激痛の連続に、再び失神した。 |
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なんて女だ。 鞭を打つ方が疲れてしまい、 ハッサンはつぶやきながら椅子に腰掛けた。 ちひろのつかの間の休息。 しかし、しばらくするとまた拷問は再開される。 |
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起きろ! びしーっ!ぐ・・・・ びしーっ!ぐ・・・ びしーっ!ぐ・・・・ びしーっ!ぐあ・・・・ びしーっ!あぐ・・・・・ びしーっ!はうっ! |
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よし起きたな。 さあ!吐け!発信機はどこだ! く・・・絶対に・・・言わないわ! まだ足りないか! |
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びしーっ!ぎゃあ! びしーっ!ぎゃ! びしーっ!ぎゃ! ちひろに体力はほとんど残っていなかった。 もう叫び声も力ない。ただただ、痛みに耐えていた。 しかし、一本鞭はちひろを容赦なく痛めつけ続ける。 |
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びしーっ! ぎゃ!あ・・・・・・うう・・・・・・ ちひろの身体はもう何回この恐ろしい鞭に打たれたことだろう。 体力も気力も失いかけた頃、ちひろは3度目の失神をした。 |
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