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ぎゃあ!・・・あ!・・・・う! ハッサンが手元のスイッチを入れると、 ちひろの身体が弾け、ちひろは意識を取り戻した。 ちひろは壁に手足を固定されて立たされていた。 ちひろの乳首と股間には電極がしっかりと取り付けてあった。 そしてそのコードは、ハッサンの手元のスタンガンへと繋がれていた。 |
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起きたようだな。では改めて聞こう。
発信機をどこに持っていった。 ふん。言うもんですか! 私は何もしゃべらないわよ! そうか。女にはこの拷問が一番効くんだ。これで吐かなかった女はいない。 そのうち後悔してしゃべることになる。 早く吐いたほうが身のためだ。 |
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ハッサンがスタンガンのスイッチを入れると
20万ボルトの電流がちひろの身体を貫いた。 ぐああああああああ! ちひろの乳首と股間を恐ろしい痛みが襲い、 ちひろは身体を跳ね上がらせた。 電流は3秒ほど流れて切れた。 ぐ・・・・・・ |
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吐け! そう言いながらハッサンは再びスイッチを入れた。 激しい痛みがちひろの股間から乳首を襲う。 ぎゃあ! 思わずちひろは叫び声を上げ、苦痛に身悶える。 |
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ぎゃう!・・・ ハッサンは3秒ぐらいづつ、スイッチを 何度も入れたり切ったりした。 ぐあ!・・・・ その度ちひろの身体は20万ボルトの電流に 弾けるように伸び上がる。 うぐああ!・・・ |
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う・・・・・・・ これまでのちひろの活動の中でも、こんなに厳しい拷問は初めてだった。 しかし、局部を襲う恐ろしい拷問にも、ちひろは無言だった。 強情だな・・・なんて強情なんだ。 だが、どうしても吐いてもらわなくてはならない。 さ、言え! 再び、ハッサンはスイッチを入れた。 |
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うあああ!ぎゃああああ!あうううう! 今度は10秒ほど電流が流れつづけた。 ちひろはたまらず叫び声を上げた。 電流が止まっても身体がぴくぴく痙攣している。 痛いか。苦しいか。 早く吐いたほうが身のためだぞ。 |
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きゃあああああ! 再び電流がちひろの股間を貫いた。 ぐああああああ! 10秒。いつまでも恐ろしい痛みがちひろの身体を責め立てた。 あう!あう!あああああ! 20秒。やっと、ハッサンはスイッチを切った。 |
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ぐ・・・・あ・・・・あう・・・・・ ちひろはいつまでも苦しみつづけた。 さすがのちひろも20万ボルトの電流を流されつづけ、 身体が痙攣してきた。 どうだ。そろそろしゃべりたくなって来ただろう。 そんなわけ・・・ないでしょ・・・ そうか。 |
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ぎゃああああああ! ハッサンはすかさずスイッチを入れた。 弾け飛ぶちひろ。身体を伸びあがらせて 電流の激痛に身悶える。 ぐあ!あ!ぎゃうううあああ! 電流はいつまでもちひろの身体に流れつづけた。 激痛が続く。ちひろの額に脂汗が浮かぶ。 しかし、ちひろは耐えていた。 |
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ぎゃああああ!あ・・・・・・ 1分は電流を流されただろうか。 ちひろはあまりの激痛に失神しそうになった、その時。 スイッチが切れた。 だめだ。まだ起きてろ。 ハッサンはちひろに失神することすら許さなかった。 |
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はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ 肩で息をするちひろ。 特殊工作員といえども生身の女である。 この通電拷問に、もうかなりのダメージを受けていた。 全身が細かく痙攣している。 |
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どうだ。そろそろ吐いたらどうだ? しつこいわね・・・・・ 言わないって・・・言ったでしょ。 そうか。まだのようだな。 ハッサンはしばらくちひろを休ませた。 その方が効果的だからだ。 そして、おもむろにスイッチを入れた。 |
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ぎゃああああああ! 再び、ちひろの身体を恐ろしい電流が流れた。 ちひろはこれ以上ないぐらいに身体を硬直させて、 痛みに苦しみ、もがいた。 あうううう!いやあああああ! 20万ボルトの電流はいつまでもちひろを責め苛んだ。 十分訓練をうけているちひろでも、この拷問は過酷すぎた。 |
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ぎゃう・・・・うん・・・・あ・・・・・ ハッサンはスイッチを切ったが間に合わなかった。 限界を遥かに超えたちひろは、ついに気を失ってしまった。 失神したか。まあいい。起こしてやる。 ハッサンはまた、しばらく時間をとってから、スイッチを入れた。 |
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うぎゃ!ぎゃ! ちひろはあまりの激痛に意識を取り戻した。 ぎゃあああああ!痛い!あああああ! いやあああ!・・・あう!・・・あああう! ぐああああ!もう・・・・あうううう! ちひろはいつまでも苦しみ続けた。 |
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吐け! ぎゃあああ!だめ!やあああああ! 言うんだ!発信機はどこだ! ぎゃあああああ!あああ!あ!あ!あ! 言え! あ!う!ううんん・・・・・・・ |
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ちひろはこの恐ろしい拷問にも決して自白することなく、
再び気を失った。 |
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