第3章 偽者
いや、いや。もう、これは、いや。
ほお？ずいぶん可愛くいやがるじゃないか。
さあ、行くぞ。熱いぞ。
うぎゃあああああっ！熱い！
今度は、熱い電熱棒が、ララの敏感なところから離れなかった。
あう！あう！あう！熱い！ああああっ！
いやあああああっ！熱いの！やめてええええっ！
言え！
ひぎゃああああああっ！あう！あう！
ララは熱さに泣き叫んだ。
いやああああっ！あがああああっ！
言わないか！
熱い！熱いのおおっ！もうやめてええええっ！
グリーン・クリスタルはどこだ？
いやああっ！熱い！お願い！もう！許して！
ゴーモン星人はそっと電熱棒を離した。
ああ・・・あつい・・・もう・・・やめて・・・
ふん。お前はやっぱり偽者だな。
何を・・・言うのです・・・私はプリンセス・・・
ま、もっとも、前のやつが新月の秘密をばらしちまったからな。
ま、来ることがわかっていて、のこのこ待っていたりはしないだろうが。
次のやつに伝えておく。
通信を終えると、工作員は消えていった。
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