プリンセス・オブ・キアラ レコードNo.2 キアラ暦2月7日
第5章 地獄の苦しみ
実はこの拷問が本当に過酷なのは失神も許されないことだった。
支えきれなくなった体重が、激痛となってすべて股間に加わった。
あ!あああっ!ぎゃあああああああああっ!
ララは苦しみのあまり、あっという間に拷問に引きずり戻された。
もう!あああああああっ!痛い!いたいいいっ!
ララは泣きながら絶叫し続けた。
縄は激しく股間に喰い込み、すさまじい苦しみをララに与えた。
ああああっ!おろせ!ぐあああああっ!
かろうじて両足は下に着いているものの、ほとんどの体重が股間の縄に掛かっていた。
はああああっ!痛い!ああああっ!
ララの股間は壊れてしまいそうだった。
もうっ!痛い!やめろ!あああああっ!やめてくれ・・・・
ララが股間で吊るされて15分以上が経った。
くああああっ!・・・・もう・・・うああああっ!・・・やめろ・・・・・
ララは激痛のあまり意識が朦朧としていた。もう痛みが何だか分らなくなってきた。
もう・・・うあああっ!・・・・いたい・・・ぎゃああっ!・・・・・
さあ、そろそろ吐け!グリーン・クリスタルはどこだ!
だめ・・・・やああっ!・・・・もう・・・やめろ・・ぐううっ!・・
言え!グリーン・クリスタルはどこにある!
そういって男はまた縄を引いた。ララの両足が宙に浮いた。
ひぎゃあああああああああああああああっ!
あう!あう!あう!うぎゃああああ!あ・・・・・・・・あん・・・・
ララが地獄の激痛に耐え切れずに、すさまじい絶叫とともに失神したのと、
ゴーモン星人が消滅して、ララが宮殿に戻ったのが、ほぼ同時だった。
プロローグへ戻る
画像一覧
当サイトの内容の無断使用は固くお断りします。
|