第10章 ひかる吊革鞭2
言え！お前は誰だ？誰に頼まれた？
ぴしっ！ぎゃあっ！
ぴしっ！ぐああっ！
びしっ！がああっ！
男はひかるのお尻を思いきり鞭で打ち据えた。
素肌に打たれる鞭は激しい痛みだった。
ぴしっ！あああっ！
ぴしっ！ふぎゃあっ！
びしっ！くああっ！
鞭打ちも痛かったが、手首の痛みが限界を超えそうだった。
苦痛の連続に、ひかるは大きな声が上がるようになった。
ぴしっ！ふぎゃっ！
ぴしっ！いだあっ！
ぴしっ！やああっ！
吊るされて45分以上が経った。
鞭の痛みと手首の痛さはもう我慢できないほど激しくなっていた。
ぴしっ！うあああっ！
ぴしっ！いぎゃあっ！
ぴしっ！いやああっ！
鞭で打たれるたびに身体が動き、手首を激痛が襲った。
ぴしっ！うがあっ！
ぴしっ！いだあっ！
ぴしっ！やああっ！
鞭の痛みと手首の痛みに涙があふれてきた。
1時間経ったころ、鞭が止まった。
もうひかるは鞭と手首の痛みにぐったりとしていた。
ああ・・ああ・・ああ・・・
まだ言わないか？
ひかるは黙っていた。
そうか、なら仕方ない。あの子を責めてやろう。
葵はだめ！ひかるは思わず叫びそうになった。
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