プリンセス・オブ・キアラ セカンドステージ レコードNo.13 キアラ暦12月7日
第1章 ゴーモン鞭

ララとリリがゴーモン星人に拘束されるのはこれで何回目だろう。
お前たちも諦めが悪いな。何人消えれば気が済むのだ。
お前が自白さえすれば済むことだが。そろそろ吐いたらどうだ?
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もうあきらめて退散しろ。
仕方がないな。またこの娘に苦しんでもらうしかないようだな。
いくらその娘を責めても私は自白はしない。
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びしーっ!びしーっ!びしーっ!
あうっ!ぎゃっ!ああっ!
リリへのゴーモン鞭打ちが始まった。
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びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ひいっ!あっ!がっ!
まだまだ我慢するつもりか?
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どんなことがあっても、私は言わない。
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぎゃっ!いやあっ!あうっ!
激しいゴーモン鞭がいつまでもリリを襲った。
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びしーっ!びしーっ!びしーっ!
いやっ!ああっ!あああっ!
ララはリリを助けたい心を押さえてじっと耐えるしかなかった。
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