プリンセス・オブ・キアラ セカンドステージ レコードNo.18 キアラ暦3月7日
第2章 痛みのない苦しみ

おい、こいつが傷だらけになってもいいのか?
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
うぎゃああっ!うあああっ!ぎゃああっ!
すさまじい苦痛にリリは絶叫し続けた。
おねがい・・・やめて・・・・
ララは耳をふさぎたかったができなかった。
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さあ、もっとプリンセスに頼むんだ。
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぎゃああっ!うぎゃあっ!いたいいいっ!
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プリンセスが自白するまで終わらないぞ!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぎゃああっ!うあっ!あふ・・ん・・・
激痛の連続にリリは失神してしまった。
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起きろ!
びしーっ!びしーっ!びしーっ!
あっ!ああっ!ぐううっ!
起きたな。続けるぞ!
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びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぎゃあっ!もうっ!やめてえええっ!
あまりの苦しみにリリはすさまじい叫び声を上げた。
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びしーっ!びしーっ!びしーっ!
ぐあああっ!うがあっ!ひいいっ!
リリちゃん・・・・ごめんね・・・・
ララはもう自白してリリを楽にしてあげたかった。
お父さま、お母さま。私どうすればいいの?
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