プリンセス・オブ・キアラ レコードNo.1 キアラ暦1月7日
第3章 拷問
いやあああああっ!や・・・・やめろ・・・・はずせ・・・・
おお、痛そうだな。急所というのは本当のようだな。

いやああああっ!ああああっ!
ララは爪先立ちで苦痛に耐えていた。
では聞こう。グリーンクリスタルはどこにある。

そんなもの知らぬ。あああっ!痛い・・・・こ・・これをはずせ!うあああっ!

グリーンクリスタルの場所を言えば許してやる。
ああうっ!し・・・・知らぬ・・・・・うぐうっ!あああっ!

そうか。では、しばらくそうしていろ。
ぐあああああっ!いやああっ!痛い!

あああああっ!いやっ!ぐううううっ!
恐ろしい痛みがララを襲っていた。ララは全身に脂汗をかいて苦しみに耐えていた。

ぎゃああああっ!痛い!これを、はずせ!あああっ!
では言え。グリーン・クリスタルはどこだ。

だから・・・あうっ!私は・・・知らない!
ぎゃああああっ!あああっ!

つま先立ちにも限界があった。次第にララの股間にはララの全体重が掛かってきた。
ぎゃあああああああっ!痛い!

痛ければ言え!
知らない!私は・・・あうっ!あうううっ!いたいいいっ!

言うまでこの痛みが続くぞ!
ぎゃああああっ!もう!ああああっ!
縄を・・・・うああああっ!はずして・・・くれ・・・・

ぎゃあああああああっ!いやあああああっ!あああああっ!
10分以上の苦痛の連続に意識が朦朧としかけた時だった。
急にララの身体が宮殿に戻った。

何が起きたのだ?
ララはきつねにつままれたようだった。
が、とにかく、無事に戻れたことに感謝した。
しかしこれが、これからララの身にに訪れるつらい運命の始まりであることは、まだ誰も気付いていなかった。

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