機密捜査官J File-7 三姉妹を救出せよ
第3章 ≪真希≫お尻鞭打ち




亜希が太ももの鞭に泣き叫んでいる頃、真希への壮絶な鞭打ちもまだ続いていた。

びしっ!ああっ!
びしっ!ぎゃっ!
びしっ!ああっ!

どうだ!痛いか!もう吐け!

男は、真希のお尻目掛けて鞭を振り続けていた。




びしっ!あううっ!
びしっ!ふああっ!
びしっ!きゃああっ!

一本鞭は、いつまでも重くつらい苦しみを真希に与え続けていた。
もうお尻への鞭は100以上続いている。
真希のお尻は真っ赤に腫れあがっていた。




びしっ!あうっ!
びしっ!いああっ!
びしっ!くあああっ!

しかし、一本鞭の一撃一撃は鋭い痛みを真希の身体に刻みつけ、真希はそのたびにお尻をくねらせて苦しんだ。
鞭を打ち続けるのに疲れたのか、男の手が止まった。




はあ・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・・・・・・
あああ・・・ああ・・いたい・・・もう・・・・ああ・・
だめ・・・・・もう・・・・・ゆるして・・・・・・・

真希はいつまでも残る鞭の痛みに、うなされるように苦しんでいた。

どうだ?もう言う気になったか?




あああ・・・・・もう・・・ゆるしてください・・・・・
もう・・・・・いや・・・・いたい・・・・・・

もうこれ以上この苦しみに耐えることなど、きっと無理・・・真希はそう思った。
封筒のことを話して、この苦しみから解放されたかった。
生まれて初めてそのか細い身体に鞭を受けた女の子の、それが正直な気持ちだった。

あああ・・・・もう・・・・・・・・・・・・・・




びしっ!ぎゃあっ!

ああ・・・・いや・・・やめて・・・・・・・・・・・

吐かないのなら続けるぞ。やめて欲しかったら言うんだ。

あああ・・・・・もう・・・いや・・・・・・・・・

でも、真希は封筒のことは口にしなかった。
父親の命を危険にさらすことは間違いないのだ・・・・ このことは絶対に話してはいけない・・・・




びしっ!あっ!
びしっ!ぎゃっ!
びしっ!ぎゃあああっ!

真希が黙っていると、また一本鞭が飛んできた。

そうか。言わないのなら仕方がない。
めった打ちにしてやろう。

男は独り言のように言った。




いや・・・・・・

真希は身体を固くして目を閉じた。

よし!いくぞ!

いやあああああああああっ!

覚悟を決めていても、これまでの激痛がまた始まるかと思うと、真希は叫び声を上げた。
しかし、容赦のない一本鞭が、真希に襲いかかっていった。




びしっ!ぎゃあっ!
びしっ!ぎゃああっ!
びしっ!ひぎゃあっ!

弾けるように、真希の身体が飛び跳ねた。
また焼け付くような一本鞭の激痛が真希の身体を襲う。
泣いても叫んでも、鞭の手が止まることはなかった。




吐くんだ。

びしっ!ぐぎゃあっ!

吐くまでやめないぞ。

びしっ!がああっ!

いい加減に吐け!

びしっ!はぎゃあっ!

男は怒鳴りながら、一本鞭を真希の身体に次々と打ち据えた。




びしっ!ぎゃああっ!
びしっ!ぎゃあああっ!
びしっ!あぎゃああっ!

真希のお尻に真っ赤な鞭の痕が何本も刻まれて、真希の白い柔肌はもう真っ赤に染まっていた。

もういや・・・・やめて・・・・・

真希はくじけそうになりながら、懸命にこの激痛と戦っていた。




まだか!

びしっ!うぎゃあああっ!

言え!

びしっ!ぐぎゃあっ!

言うんだ!

びしっ!ふぎゃああっ!

しかし、若くか細い真希にとって、この一本鞭連打はあまりにも過酷過ぎた。




びしっ!ぎゃああっ!
びしっ!あ!
びしっ!あん・・・・・ん・・・・・・・・・

限界を超えた激痛に、真希は意識を失ってしまった。

・・・・・・・・

しかし・・・・
男は失神した真希に一本鞭を振るい続けた!




びしっ!う!
びしっ!う!
びしっ!ううっ!・・・・あああ・・・・・・

かわいそうに、真希は苦しみのあまりまた意識を取り戻してしまった。




どうだ。苦痛で目が覚めた気分は。

あああ・・・もう・・・・・だめ・・・・・・
やめて・・・・・・

だったら吐け!
吐かないと・・・・・・・・




びしっ!ああっ!

この苦しみがいつまでも続くんだぞ。
どうだ?

びしっ!ぎゃああっ!

言う気になっただろう。

もう・・・・いや・・・・・・
・・・・・ああああ




真希は意識が朦朧としていた。ふっ、と、父親から渡された封筒のことを口にしそうになった。
あわてて頭を振る真希。

いけない。話してはいけないの。
いけないのよね・・・・おとうさん・・・・・

真希はいつまでも続く地獄のような苦しみに、もうくじけてしまいそうだった。

おとうさん・・・・助けて・・・・・・・・・・・




まだ言わないか。

言い終わらないうちに、また一本鞭が飛んできた。

びしっ!ぎゃああっ!
びしっ!うぎゃああっ!
びしっ!ぎゃううっ!

また、真希が狂ったよう暴れて、泣き叫ぶ、一本鞭の地獄が始まる。




びしっ!ふぎゃあっ!
びしっ!ぐぎゃっ!
びしっ!ぎゃあああっ!

いつまでも続く鞭の苦しみに、真希は身体がぐったりと重かった。
でも鞭で打たれると、弾かれたように身体が激痛に反応する。
その繰り返しだった。鞭は止まらない。涙も止まらない。




びしっ!ぎゃあうっ!
びしっ!うぎゃっ!
びしっ!ひぎゃあっ!

鞭は無情にも、真希の身体を激しく痛めつけ続けた。
真希はもう意識もはっきりしていなかった。ただ、痛みに耐え、叫び、泣くだけだった。

もう、つらい。これ以上つらいことなどこの世にないのではないだろうか?




びしっ!ひぎゃああっ!
びしっ!うぎゃああっ!
びしっ!ぎゃあああっ!

もう、鞭の数は200を超えただろうか。
激しい鞭の痛みに、真希は身体中が痙攣していた。ただ鞭に打たれて絶叫する人形のようだった。
しかし、朦朧とする意識の中で、真希は決して封筒のことは口にしようとしなかった。





びしっ!ぎゃああああっ!
びしっ!あう!!
びしっ!・・・・・・・・・・・・・

真希の身体はもう限界だった。いや、はるかに限界を超えていただろう。
これだけの鞭を浴びても決して封筒のことを話さなかった真希は、2度目の失神をした。


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