吊り拷問!JK探偵事務所 潜入8 少女誘拐組織
第20章 葵十露盤・ひかる逆さ吊り2

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ひかるも、逆さづりにされ、意識は朦朧としていた。

人は逆さに吊るされて、どのくらい持つのかな?

そんなことをぼんやり考えていた。
しかし、すぐに葵の泣き叫ぶ声が聞こえてきた。

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ああああっ!いたい!
足が!いたい!

うなされたように泣き叫び続ける葵。

ごめん。ごめんね、葵ちゃん。

ひかるは、泣きながら、いつまでも葵の絶叫を聞いていた。

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葵が十露盤に乗せられて、40分が経った。

あああ・・・
いたい・・・・
ぐあああっ!
もうだめ・・・・

葵はもう脚の感覚もほとんどなかった。
しかし、なぜか痛みだけはいつまでも続いた。

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おい!もう吐いたらどうだ!

ひかるの足首も感覚がなくなってきた。
意識ももうほとんどなかった。
そして、吊るされて1時間。

あああ・・

ひかるは眠るように意識を失った。

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同じころ。

いやああ・・ああ・・・・
もう・・やめ・・て・・・

葵も意識を失った。

その時。

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葵!ひかる!

純が警察庁特命課の刑事とともに部屋に駆け込んできた。

翌日、ひかるは、元気になった葵に、ひっかかっていたことを聞いた。

何で「早く自白して」って言わなかったの?

だって、ひかるお姉ちゃんだってわかってたもん。
私、我慢したよ。えらい?
あ、ひょっとして、私も仲間に入れるかな?

純が隣で苦虫を噛み潰したような顔をした。


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